写真・アート

10月23日(日)まで開催されている「あいちトリエンナーレ2016」。たくさんの作品の中から、東海にゆかりのある作品、アーティストの展示をクローズアップして、編集者が感じたこと、綴っていきます。

オスカー・ムリーリョ/1986年ラ・パイラ(コロンビア)生まれ/ロンドン(英国)拠点
 
レバノン 
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ネパール
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アートは、この世を映す鏡だと感じることがあります。オスカー・ムリーリョが展開したアートプロジェクトは、それをダイレクトに表現するものでした。世界各地の学校で机の上にキャンパス地の布を張り、自由に使ってもらうという試みが浮かび上がらせたのは、子どもたちが見ている世界そのもの。乗り物や建物、道具、キャラクターや国旗など、国によって登場するモチーフや、色使い、それぞれ違う布の汚れかたから、国柄や教室の温度が伝わってくるようでした。愛知をはじめとした日本の子どもの落書きからは、テレビの影響力の強さを感じ、少し恐ろしくもあったり……。絵を布いっぱいに描いていたことは、すべての国の共通点。子どもというのは、国境を越えて、机の上の落書きが大好きなのかもしれません。
 
展示場所:愛知県芸術文化センター 愛知県美術館 8F
 

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