まち・デザイン

まちで目にする看板や、オブジェ、建物。また、身のまわりの洋服やアイテムなど。 普段見慣れている景色の中にも、意味のある“かたち”や、おもしろいデザインは点在しています。HIROBA的視点で、まちを切り取ってみました。

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早いもので、クリスマスまであと1カ月。ドイツでは12月に入ると、クリスマス当日までの期間、洋酒に浸けておいたドライフルーツをバターと一緒に練りこんで焼き上げた「シュトーレン」を食べて過ごすのが伝統的な風習です。この、長くてずっしりと重たい菓子パン。一度に食べてしまうのではなく、スライスして、毎日少しずついただきます。こうすることで、日が経つごとに味わいが熟成されていき、濃厚な味になったときにはもう、クリスマスは目前!心躍る、すてきな習慣ですね。シュトーレンは、実はそのかたち、モチーフにも深い意味があります。シュトーレンという単語には「坑道」という意味があり、トンネルのようなフォルムをしていることからその名がつけられました。また、たっぷりとまぶされた粉砂糖は白い雪のイメージだと連想しがちですが、ここにクリスマスならではの意味合いが。幼いイエス・キリストを産着で包む様子をイメージしたものという説があるのです。すこし、神聖さを感じさせるような、あたたかくて優しいお菓子なんですね。クリスマスを楽しむお菓子といったら、いつもはケーキにまっしぐら!というあなたも、この機会に、シュトーレンを試してみてはいかがでしょう?

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