ことば

普段耳にしている「ことば」でも、なぜそう言われるようになったのか、知らないことって意外とたくさんあります。日本語はとっても奥深い!日本人として、美しいことば、興味深いことば、ぜひ知っておきたいですね。

風薫る

かぜかおる

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木々の若葉が目にも美しく“風薫る五月”といわれる季節になりました。「風薫る」とは? 新緑の季節に青々と茂った樹木の間を風が吹き抜けていくさまを表現することばです。もとは漢語の「薫風」(くんぷう)を訓読みして和語化したもの。ところで“香る”ではないのはなぜなのでしょう。香るは鼻で感じられる香り、薫るは比喩的あるいは抽象的な香りを表現したものなのだそう。ちなみに「風薫るさわやかな季節」ともよく言いますが、実は、“さわやか”は俳句の世界では秋の季語なのだとか。春や初夏の場合は、清々しいなどと表現するのがよさそうですね。お出かけするのにもとてもよい季節です。新緑の中で風を感じ、深呼吸して日ごろの疲れを癒してみてはいかがでしょうか。

 

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