数年前に登場してブームに火がついた「高級食パン」。いまだ根強い人気はありますが、「高級食パン」はかつてのようなセンセーショナルな響きではなく、耳馴染のある言葉になったのではないかと思います。今回は、そんな「高級食パン」がテーマ。最近買いに行っていないな、まだ買ったことがないという人も「高級食パンが買いたくなる」ようなキャッチコピーを、HIROBAメンバーで考えました。
キャッチコピーの審査員はコピーライターの広瀬達也、西村友行、矢野裕子です。
<今月のグランプリ>
これはもう、パンじゃなくて、ミルクなのかも。
高級食パンって、乳製品特有の甘味をすごく感じるので、「パン」というよりクリーム、牛乳、バターなどの「ミルク」をもとにした製品の威力をすごく感じます。その感動を表現しました。
コピー:矢野裕子
デザイン:堀舞子
●今買ったことのない人が買うなら?という点で、「それなら買ってみようかな」という動機になるようなコピーです。(広瀬)
●書き手の解釈を提示し、高級食パンを食べたことのない人、高級食パンに興味のない人でもグッと引き込ませる、まさにキャッチコピーだと思います。(西村)
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<準グランプリ>
ふわふわしっとり、心はうわ向き
高級食パンの魅力はふわふわしっとりで生で食してもおいしいところ。「ふわふわしっとり」は気分が上がる言葉でもあるので、そのままストレートに使いました。
コピー:野村晴美
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<準グランプリ>
変わるぞ、我が家の朝食
食パンが変わるだけで、朝の食卓が贅沢で華やかになったような気分です。
コピー:佐藤奈央
●ふわふわ系に偏りがちな食パンのコピーですが、これはシンプルで強さがあります。 (矢野)
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<準グランプリ>
さよなら、トースター!
高級食パンの登場でこれまでの食パン=「焼いて食べる」から、「焼かずに(=生と表現する店舗も)食べる」がスタンダードになりました。その特徴をパンではなく周辺器具の視点から語り、消費者をあらためてハッとさせたいと思いました。
コピー:矢野裕子
●パンの存在感を提示できたコピーだと思いました。(広瀬)
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<そのほかのキャッチコピーはこちら>
「悔しいけど俺の負けだ」布団が寂しげに笑った。
ふわっふわでスペシャルな高級食パンは、朝なかなか抜け出せない布団から連れ出してくれる存在になりえます。
●言葉が少し多いので、「俺よりふわっふわってことか…。」にしても。(矢野)
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この誘惑、
朝まで待てない。
朝ごはん用に買うことが多い食パンだけど、高級食パンは買ったそばから食べたくなります。一口だけ…一口だけ…で、あっという間に半分食べていた!なんてことも。
●待ちきれない、ワクワク路線のコピーの中では、夜に葛藤している姿が思い浮かぶような、リアル感のある心の声になっていていいと思います。(西村)
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これからも引き続き、キャッチコピー企画を予定しています。
HIROBA公式ツイッター(https://twitter.com/hiroba_magazine?lang=ja)でも不定期でキャッチコピーをつぶやいていくので、皆さんお気に入りのコピーに「いいね!」してみてくださいね。