三重県いなべ市にある「にぎわいの森 いなべヒュッテ」は、いなべの食と自然を堪能できるスポット。いなべ市の食材を使ったカフェやベーカリー、フードブティックなどが集まります。
商業施設というだけでなく、いなべ市のまちづくり・ひとづくりの拠点としての役割を担っているそう。自然を楽しみながらゆったりとした時間を過ごせるにぎわいの森に、HIROBAくんとおでかけしてきました。
緑の中を散歩しながらヒュッテを巡る
20~30代やファミリー層など、多くの人であふれるにぎわいの森。地元の人だけでなく、県内外からたくさんの人が足を運んでいるのだとか。ワンちゃんを連れてのんびりお散歩や食事を楽しむ人もいました。
最初に入ったのは「キッチュエビオいなべ」。オーガニック商品をメインに、ワインや調味料がずらりと並ぶフードブティックです。
蜂蜜の甘さと、バターの塩味がマッチしたチキンを楽しめる一皿。赤米ご飯はもっちもちで食べ応え抜群。プレートのおかずはもちろん、スープもおいしいと評判です。
キッチュエビオいなべの隣は「cafeRob(カフェロブ)」。台湾式ふわシュワパンケーキともちもちの黒糖タピオカが自慢のカフェです。
かぶせ茶パンケーキはいなべ店限定メニュー。いなべ市大安町にある「緑香園」のかぶせ茶を使っています。
次に訪れたのはベーカリー「魔法のぱん」。食パン「魔法のぱん」を求めるお客さんで毎日長蛇の列ができるそう。
次に訪れたのは、シックなインテリアがすてきなお店。お菓子やスイーツを販売しているパティスリー「r26(エールヴァンシス)」です。
「いわき製茶」のほうじ茶を使ったバスクチーズケーキは手土産にもピッタリ。
フランボワーズやピスタチオのソルベにも惹かれます。並ぶアイスの種類は変わることもあるので、いろんな味を試してみたいですね。
ココでしか食べられない絶品ソーセージ
少し奥に進むと「食肉加工屋FUCHITEI(フチテイ)」に到着。にぎわいの森にしか出店していない店舗ですが、いったいどんな食事を楽しめるのでしょうか…?
店内に入り、カウンターから見える厨房ではゴウゴウと燃える炎で何かを焼いています。
何を焼いているかというと…
ソーセージとパン!ガスの火よりも低温で、木の香りを食材に移しながらじっくりと焼き上げます。
完成したのはホットドッグ。外はカリカリ、中はもちもちっとしたふんわり食感のパンがたまりません。自家製のソーセージはジューシーで、噛んだ瞬間肉汁があふれ出します。
フチテイではほかに、自家製テリーヌの「田舎風テリーヌサンド」(890円)や、無農薬のジャガイモを使った「フライドポテト」(380円)などのメニューも。
いなべ産の食材をふんだんに使った料理は、すべて無添加なので安心・安全です。
いなべ市の特産品が並ぶショップ
お腹がいっぱいになった後は「inabe’s Shop(いなべショップ)」へ。いなべ市の特産品が揃うセレクトショップです。
地元で人気の「いなべプリン店」のアイスプリンや、こちらもいなべに店舗を構える和菓子店「八舎」のどらやきなどが並び、いなべの魅力がギュギュっと詰まっています。
2022年からは、いなべ市梅林公園の梅を使った梅酒や、梅ビールなども販売しているそう。
カタラーナはクレマやキャラメル、ミルクティー、チーズなど、ラインナップ豊富。外にあるテーブルで食べてもいいし、お土産にもオススメの商品です。
にぎわいの森の奥にある「ピクニックゾーン」では、カフェやショップなどで購入した商品を食べられるテラスも。このピクニックゾーンは、元からある自然を残した空間になっているので、木々に囲まれ、涼しい風に吹かれながらゆったりとした時間を過ごせます。
緑あふれる道を散歩しながら、いなべの魅力を堪能してみては。
(文:田中美桜子)
住所 | 三重県いなべ市北勢町阿下喜31 |
営業時間 | 店舗により異なる 詳しくはこちら |
駐車場 | あり |
アクセス | 東海環状自動車道「大安IC」より車で約15分 |
TEL | 0594-72-7705 |