人生を丸ごと絵日記に描き出すかのごとく、塔本シスコさんが日々の暮らしを題材にした作品が集まる展覧会「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない! 人生絵日記」が2022年6月26日(日)まで岐阜県美術館で開催中。
53歳から独学で絵を描きはじめ「私は死ぬるまで絵ば描きましょうたい」と絵筆をとり続けたシスコさん。同展覧会では本格的に絵を描き始めた1960年代の初期作品から、素麺の木箱、竹筒、木製の引き出し、お酒の空き瓶、しゃもじまでをキャンバスにした晩年の作品まで、200点以上の作品が展示。シスコさんの言葉でまとめられたユニークな展覧会構成も見どころです。
第1章「私も大きな絵ば描きたかった」-パラダイスへの第一歩-
第2章「どがんねぇ、よかでしょうが」-熊本から大阪へ-
第3章「ムツゴロウが潮に乗って跳んでさるく」-ふるさとの思い出日記-
第4章「私にはこがん見えるったい」-あふれるシスコ・パラダイス-
第5章「また新しかキャンバスを持ってきてはいよ」-とまらないシスコ・ワールド-
第6章「私は死ぬるまで絵ば描きましょうたい」-シスコの月-
第7章「シスコは絵を描くことしかデキナイのデ困った物です」 -かかずにはいられない!-
第1章の作品
第4章の作品
第6章の作品
第7章の作品
生涯にわたって、少女のような純粋さを保ち、自身の喜びと夢を制作の源泉にしていたシスコさん。200点以上の作品で埋め尽くされた会場内は、喜びとエネルギーに満ちあふれた、まさにシスコパラダイス!
日程 | 4月23日(土)~6月26日(日) |
場所 | 岐阜県美術館 展示室2,3(岐阜県岐阜市宇佐4-1-22) |
開催時間 | 10:00~18:00(展示室の入場は閉館の30分前まで) ※夜間開館/5月20日(金)、6月17日(金)は20:00まで開館 |
休館日 | 月曜 |
料金 | 一般800円、大学生600円、高校生以下無料 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | 岐阜バス/JR岐阜駅前(6番乗場)または名鉄岐阜駅前(1番乗場)より約15分、「県美術館停」下車 |
問い合わせ | TEL 058-271-1313 |