愛知100年のアートシーンを一堂に
「アイチアートクロニクル 1919-2019」
●開催中~6/23(日)


約1年半の改修工事を経て、4月2日にリニューアルオープンした愛知県美術館。リニューアル後初となる展覧会が「アイチアートクロニクル 1919-2019」です。
ちょうど100年前の1919年に、東京の洋画グループ「草土社」に触発されて愛知の10代~20代の若者たちが立ち上げた「愛美社」の活動からはじまり、40~50年代の混乱と復興、60~70年代の反芸術やオフ・ミュージアムの傾向、80~90年代の現代美術への傾倒など、愛知の100年間のアートシーンを時代背景とともに辿ることができます。

 

大沢鉦一郎 大曽根風景 1919年 油彩、キャンバス 愛知県美術館

 

尾沢辰夫 鴨 1938年 油彩、キャンバス 愛知県美術館

 

「とくに後半の現代美術は、絵を描いている人だけでなく、身近なものに少し手を加えるだけで全然違うものに変えてしまう魔法のようなことをしている作家や、『絵ってなんだろう?』『彫刻ってなんだろう?』ということを、絵や彫刻をつくることを通して考えている作家がたくさん登場します。作家たちの頭の中をのぞいてみる気持ちで見ると楽しんでいただけると思います」とは担当学芸員。
 
5月3日(金・祝)、25日(土)、6月15日(土)11:00~11:40、5月3日(金・祝)18:30~19:10には、申込不要・無料で参加できるギャラリートークがあり、学芸員の展示説明を聞きながら鑑賞できます。

 
 

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