魅力的なデザインは色あせない!「杉浦非水の世界」10/27(金)~2/25(日)

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日本のグラフィックデザインの第一人者である杉浦非水はアール・ヌーヴォーやアール・デコの影響を受け、さまざまなデザインを生み出してきました。

そんな非水の作品を存分に楽しめる「レトロ・モダン・おしゃれ 杉浦非水の世界」が2023年10月27日から2024年2月25日まで名古屋市東区のヤマザキマザック美術館で開催されます。

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杉浦非水『三越』第22巻第5号 1932年 印刷・紙 愛媛県美術館

非水は東京藝術大学の前身である東京美術学校日本画選科在学中に、近代洋画の巨匠である黒田清輝と知り合い、フランスの書籍や資料を目にしたことをきっかけに、図案家としての道を歩みます。

特徴を的確に捉える鋭い観察眼、時に繊細優美、時に大胆で力強い変幻自在な作風で、カルピスやヤマサ醤油、東京地下鉄道(現東京メトロ)などのポスターや雑誌の表紙、たばこのパッケージなど数々の名デザインを生み出し、近代化されていく日本の商業世界を彩ってきた非水。

1908年から1934年までは三越のポスターや広報誌『みつこしタイムス』『三越』などのデザインを一手に引き受け、「三越の非水か、非水の三越か」と言われたほど!

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杉浦非水《白地鈴蘭に鳥模様長襦袢》1913-16年頃 染、絹(縮緬) 神戸ファッション美術館

そのほか愛用していた旅行かばんや滞欧日記、スケッチなども展示。『三越』表紙デザインを柄模様とした長襦袢もその一つ。非水の作品を振り返ることで、日本のデザインの近代化の歩みを感じられるはず。

レトロ・モダン・おしゃれ 杉浦非水の世界
場所ヤマザキマザック美術館(愛知県名古屋市東区葵1-19-30)
日程2023年10月27日(金)~2024年2月25日(日)
時間10:00~17:30
※土日祝 10:00~17:00
※入場は閉館の30分前まで
休館日月曜(祝日は除く)、年末年始12月29日(火)~2024年1月4日(木)
2024年1月9日(火)、2月13日(火)
料金一般1,300円、高校生以下500円、小学生未満無料
駐車場あり(マザックアートプラザの有料駐車場を利用、展覧会ご鑑賞の方に30分無料サービス)
アクセス地下鉄「新栄町」駅1番出口すぐ
TEL052-937-3737

ヤマザキマザック美術館 公式サイト

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