出版160周年記念「不思議の国のアリス展」8/3(土)~9/21(土)

不思議の国のアリス展,2024,名古屋,松坂屋美術館,イベント
『不思議の国のアリス』挿絵 ディズ・ウォリス/彩色(ジョン・テニエル原画)(1995 年) © MPIL THE MACMILLAN ALICE™

少女・アリスが懐中時計を持ったうさぎを追いかけるうちに、不思議な世界に迷い込むーー現在170 以上の言語に翻訳されている不朽の名作『不思議の国のアリス』の原画展が、2024年8月3日(土)~9月21日(土)に名古屋市中区の松坂屋美術館で開催されます。

『不思議の国のアリス』が誕生したのは、今から160年余り前の1862年。原作者チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン(ペンネーム:ルイス・キャロル)が友人の娘アリス・リデルのために即興で話をつくったことがきっかけです。

不思議の国のアリス展,2024,名古屋,松坂屋美術館,イベント
ルイス・キャロル © MPIL THE MACMILLAN ALICE™

その後キャロルは、風刺挿絵画家のジョン・テニエルに挿絵を依頼し、1865年に英国マクラミン社から『不思議の国のアリス』を出版。以来テニエルの挿絵をもとに、さまざまな画家がアリスを描いてきました。

不思議の国のアリス展,2024,名古屋,松坂屋美術館,イベント
『不思議の国のアリス』挿絵 ハリー・シーカー/彩色(ジョン・テニエル原画)(1911 年) © MPIL THE MACMILLAN ALICE™

本展では、英国マクラミン社が所蔵する貴重な約250点の原画などを幅広く公開。初代の挿絵から最近のものまで、挿絵の変遷を見ることができます。

不思議の国のアリス展,2024,名古屋,松坂屋美術館,イベント
左から 『不思議の国のアリス』挿絵 ジョン・テニエル/画(1988 年 再プリント版画)© MPIL THE MACMILLAN ALICE™ 『不思議の国のアリス』挿絵 ジョン・テニエル/画(リトル・フォークス版)(1907 年) © MPIL THE MACMILLAN ALICE™ 『不思議の国のアリス』挿絵 ハリー・シーカー/彩色(ジョン・テニエル原画)(1911 年) © MPIL THE MACMILLAN ALICE™

また、貴重な原画・再プリント版画には、話の一部を添えて展示。物語を知らない人でも楽しめます。

不思議の国のアリス展,2024,名古屋,松坂屋美術館,イベント
『鏡の国のアリス』挿絵 ハリー・シーカー/彩色(ジョン・テニエル原画)(1911 年) © MPIL THE MACMILLAN ALICE™

そうして、耳から耳に届くかと思われるほど口を開いてニカァと笑うと、

前に身を乗りだして(もう少しで塀へいから落ちそうになりながら)

アリスに手をさしだしました。 

(『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』河合祥一郎訳/角川文庫より) 

時代が移り変わっても愛される『不思議の国のアリス』の世界を覗いてみて。

出版160周年記念「不思議の国のアリス展」
日程2024年8月3日(土)~9月21日(土)
時間10:00〜18:00
※入館は閉館30分前まで
場所松坂屋美術館 松坂屋名古屋店南館7階(愛知県名古屋市中区栄3-16-1)
休館日なし
入館料【当日】一般1,500、高大生1,200円、小中生700円、未就学児無料
【前売】一般1,300円、高大生1,000円、小中生500円
駐車場松坂屋名古屋店契約駐車場あり
詳しくはこちら(https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/access.html
アクセス地下鉄「矢場町」駅5・6番出口すぐ 
地下鉄「栄」駅16番出口より南へ徒歩約5分
TEL052-251-1111(松坂屋名古屋店)

不思議の国のアリス展 公式サイト

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