「ブルターニュの光と風 画家が憧れたフランスの異郷」
3/1(金)~4/7(日)

ブルターニュの光と風,豊橋市美術博物館,イベント,2024,3月,愛知
アンリ・モレ《ポン=タヴァンの風景》1888-89年 カンペール美術館蔵 Collection du musée des beaux-arts de Quimper

豊かな自然と独自の文化を持つこと知られ、観光地としても人気のフランス北西部ブルターニュ地方。その地の自然や人々を描いた絵画が楽しめる「リニューアルオープン記念展 ブルターニュの光と風 画家が憧れたフランスの異郷」が2024年3月1日(金)~4月7日(日)に愛知県豊橋市の豊橋市美術博物館で開催。

中世時代に、ブリテン島(イギリス)から移住したケルト系のブルトン人によって独立国家が形成され、フランス王国に編入されたあとも、古来の伝統が根強く残るブルターニュ地方。鉄道網が発達した19世紀から20世紀には、パリとは異なる情景に憧れた多くの画家たちが集まり、多くの作品が生まれました。

ブルターニュ地方の変化に富んだ自然を、ポール・ゴーギャンが活躍したポン=タヴァン派、サロン(政府による展覧会)出品作、バンド・ノワール(黒い一団)による黒を基調とする作品などさまざまな絵画表現によって触れることができます。

ブルターニュの光と風,豊橋市美術博物館,イベント,2024,3月,愛知
アルフレッド・ギユ《コンカルノーの鰯加工場で働く娘たち》1896年頃 カンペール美術館蔵

また、絵画から住民の素朴な暮らし、独特の風習が想像できるのも、この展覧会の見どころです。ブルターニュでは、各地域でそれぞれ特色ある民族衣装を身にまとっていたといわれています。その一つがコワフという頭巾。近代の進んだパリにいた画家にとって、きっと物珍しいものだったでしょう。

豊橋市美術博物館リニューアルを記念し、ブルターニュ地方西端にあるカンペール美術館のコレクションを展示した展覧会です。作品から、多くの画家が魅了されたブルターニュに思いを馳せてみて。

ブルターニュの光と風 画家が憧れたフランスの異郷
場所豊橋市美術博物館(愛知県豊橋市今橋町3-1)
日程2024年3月1日(金)~4月7日(日)
時間9:00~17:00
※入場は閉館の30分前まで
休館日会期中無休
入館料一般・大学生1,200円、小・中・高校生600円
駐車場70台(500円)
アクセス豊鉄「豊橋公園前」駅より徒歩3分
0532-51-2882

豊橋市美術博物館 公式サイト

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