編集部永田です。いよいよ行楽シーズン到来!今回のポタ休日は少し足を伸ばし三重県志摩市へとやってきました。自然が織りなす絶景をはじめ、魅力溢れる志摩の自然をポタリングで満喫します。
近鉄 志摩磯部(しまいそべ)駅からスタート
志摩磯部駅は志摩市の中腹あたりに位置し名古屋から近鉄特急で2 時間ほどで行くことができます。都心ではなかなか見られないレトロな駅舎に癒やされますね。
ここ磯部には「磯部大王自転車道」というサイクリングロードがあるようで、今回はそのサイクリングロードを利用しながらポタリングを楽しむことに。
のどかな景色を横目にのんびり自転車を走らせていると、さっそく海が見えてきました。海の向こうには陸地が見え、志摩ならではの入り江の風景が楽しめます。
さらに進むとゆるやかな山道へと続きます。自然に囲まれたコースはのんびり走れて心地いいですね。
スタートから約8km。サイクリングロードは海岸へと繋がりました。
志摩東部の「国府の浜(こうのはま)」
海辺にはゴルフ場がありその奥には広々とした砂浜が広がっています。国府の浜は“国府の白浜”とも言われ、砂浜は白く海もとってもキレイです!
海の見えるハンバーガーショップ「ReaL」でランチタイム
海岸沿いでおしゃれなコンテナハウスを発見!こちらは国府の浜近くにあるハンバーガーカフェ「ReaL」。お店の横には自転車スタンドもあり、サイクリストを歓迎してくれます。
店内におじゃまするとサーフィンの写真やスケートボードが飾られており、西海岸を思わせるおしゃれな空間。聞くとここ国府はサーフィンスポットとしても有名なようでサーファーや海水浴客に向け、シャワーや駐車場の貸出サービスも行なっているそうです。
ネーミングに惹かれて注文したのは「インスタ映えバーガー」!映えてますよね?美味しそうです!
アボカドとチーズのとろりと濃厚な口当たりにコショウの効いた肉厚のハンバーグ。パテに負けないしっかりとしたバンズが合わさりとっても美味しいです!セットのポテトは皮付きポテトとシューストリングポテト(細くカットしたタイプ)からお好みで選べるのがまたうれしいポイント。肉の旨味がしっかり味わえるボリューム満点の逸品でした。
2F のテラス席では海を眺めながら食事を楽しむことも!夏にまた訪れたいですね。
お店をあとにし、海岸沿いをゆっくり走ります。
この日は海も風も穏やかで心地よい!
海岸から河川敷を走り、内陸へ。次は志摩の絶景を求め展望台へ向かうことに。
展望台ふもとからは、しばらく坂道が続きます。歩きを交えながらゆっくり登ること30分。展望台の入り口が見えて来ました。
志摩の絶景を一望!「横山展望台(横山天空カフェテラス)」
ここは2018 年にリニューアルした横山展望台。展望台というと山登りのイメージがありましたが、入り口からゆるやかな木製スロープが伸びていてバリアフリーな作りになっています。これならラクラク散歩感覚で登ることができますね。
いよいよ頂上へ到着!志摩といえばこのリアス式海岸。自然が織りなすパノラマビューが一望できます!
横山天空カフェテラスにある「カフェ・ミラドール志摩」。季節のドリンクやフードがテイクアウトでき、志摩の景色を望みながらティータイムが楽しめます。
ご当地「真珠塩サイダー」。真珠と聞くと高価なイメージがありますがお値段は他のドリンクと変わりません。
真珠塩とは古くから漢方薬にも使われる海水と真珠を一緒に炊いて作った塩のようで、美容にも良いと聞きました。ほんのり感じられる塩の味が後を引きとっても美味しいサイダーです。
展望台からは下り坂。気持ちいいですねー!ふもとまで一気に下ります!
おふくろの味「ふじみや」で旅のシメ
展望台のふもとでなんとも味のある飲食店を発見。こちらは食事処「ふじみや」。お店の前には鉢植えが所狭しと置かれており、存在感たっぷりです。
店内に入ると優しそうなおかあさんが迎えてくれ、看板メニューの「豚汁」をいただくことに。
ほっとできる家庭的な味。まさにおふくろの味ですね!豚汁というより鍋料理のような印象でシメの食事にピッタリ。疲れた身体に染み渡ります。
ふじみやにほど近い「志摩横山駅」にてポタリング終了。
今回のコースは約20km と決して長いコースではありませんでしたが、志摩の魅力をたくさん感じることができるいいポタリングができたと思います。個人的には国府の海がとてもキレイで印象的でした。海、山、グルメと行楽シーズンに嬉しいスポットが盛りだくさんの志摩。ぜひ足を運んでみてください!
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