この夏、中部地区初展示となる世界最大級のティラノサウルスの全身復元骨格や、日本最大の全身復元骨格「カムイサウルス・ジャポニクス」が登場する恐竜展覧会が名古屋市中区の旧名古屋ボストン美術館で開催。太古の森で恐竜たちがリアルに動き、ほえるといった迫力ある仕掛けもたっぷり。また、貴重な標本や化石の展示、ナショナル ジオグラフィック日本版から発信された最新の恐竜研究が学べるコーナーも。恐竜好きにはたまらないイベントです。
史上最大のティラノサウルスが中部初登場
史上最大のティラノサウルス「スコッティ」の全身復元骨格標本が、中部地区初登場!スコッティは1991年にカナダで発見された恐竜化石で、全長約13m、体重8.8トン(8870kg)と推定されています。
初お披露目!カムイサウルス・ジャポ二クス
北海道むかわ町穂別で発掘・研究が続けられているカムイサウルス・ジャポ二クス(通称:むかわ竜)の全身復元骨格標本も展示されます。2003年に尻尾の骨が発見され、2019年に新種として認定された恐竜「カムイサウルス・ジャポ二クス」。中部地区では初のお披露目です。ほかにもさまざまな標本や化石がずらりと並びます。
↑(左)カムイサウルス・ジャポニクス(通称:むかわ竜)の全身復元骨格標本、(右)恐竜の卵の化石
さらに7月10日(土)・24日(土)、8月12日(木)~14日(土)・28日(土)には「ナイトミュージアム」も開催予定。暗い館内を懐中電灯で巡ってみれば、より臨場感あふれる体験ができそうですね。