“世界で一番お肉がおいしく焼ける”ことを目指して開発された鋳物(いもの)製の「おもいのフライパン」。この商品を手がける愛知県碧南市・石川鋳造の敷地内に、鋳物の魅力をとことん感じられる「おもいのフライパン BASE」が2023年11月にオープン。
おもいのフライパンで焼いたお肉の試食や、迫力満点の鋳物の工場見学もできるとのこと。おもいのフライパンに興味のある人は必見です。さっそくHIROBAくんと遊びに行ってみました!
迫力いっぱいの工場見学
鋳物とは、鉄などの金属を溶かして型に流し込み、冷やし固めたもの。自動車部品やマンホールのふたなどが代表製品です。
自動車部品から水道部品など幅広く製造する石川鋳造では、自社製品の強みを生かして2017年からおもいのフライパンを販売スタートさせました。
SNSでの評判やTV番組に取り上げられたことで瞬く間に話題となり、現在は入荷3年待ちといわれるほど!
工場見学では、そんな人気商品が生まれる現場を間近で見ることができます。
さっそく工場見学スタート!
石川鋳造では、車の部品など廃棄された金属を鉄と一緒に溶かし、再び鋳物製品へとよみがえらせています。
電気炉の温度はなんと1500度。
溶かした金属を容器へと移し替える際には火花が散る様子も見られ、圧巻です!
おもいのフライパンで焼いたお肉を試食
続いては、おもいのフライパンBASEへ移動。
目の前でお肉を焼いてくれたのは、お肉マニアだという石川社長。お肉が一番おいしく味わえる焼き方を教えてもらいました!
おいしく焼くコツは、一度フライパンから外して冷ますことだそう!
おもいのフライパンは無塗装で厚みがあるため、素材の熱伝導率が高いことが特長です。お肉の内部へすばやく火が入るため、お肉が硬くならずジューシーな仕上がりになるのだそう。
フライパンで焼いて、塩コショウを振っただけで至福のステーキのでき上がり。料理初心者にもうれしいフライパンですね!
限定ショップで持ち比べも
おもいのフライパンBASE内には限定ショップも併設。工場直営店ならではの訳あり品や、限定商品なども見逃せません。
実際に手に取って、重さや使い心地を体感できるのも直営店ならでは。商品ラインナップも一堂に並ぶので、いろんな料理の妄想が膨らみますね。
今後は地元の料理人を招いての料理教室や、ペレットを作るワークショップなども予定されているそうです。
おもいのフライパンBASEでは、碧南市のおすすめスポットなどの紹介コーナーも設けられるそう。工場見学や試食を楽しみがてら、碧南市の見どころを観光するのもいいですね。
五感を使って楽しめるスポットで、鋳物の魅力をぜひ感じてみて。
(文:武富由夏)
住所 | 愛知県碧南市中松町1-12 |
営業時間 | 月~金曜、祝日 10:00~12:00、14:00~16:00(2時間・2部制) ※試食体験を含むツアーは4人から予約可能 |
ツアー料金 | 1,500円~ |
駐車場 | 12台 |
アクセス | 名鉄「碧南中央」駅より徒歩15分 知多半島道路「阿久比」ICより車で約35分 |
TEL | 0566-41-0661 |