下呂の雄大なダムと出合い、温泉に癒される初夏ポタリング


 

日本三名泉のひとつ、岐阜県下呂市の「下呂温泉」周辺を巡るポタリングへ。下呂温泉というと、温泉街の街中をイメージしますが、自転車を走らせれば雄大な山景色が楽しめるスポットがいっぱい! 今回は、約70kmのロングポタリングと、おすすめ立ち寄り足湯スポットを紹介します。

 

もくじ

名古屋から自転車輪行して、JR焼石駅をスタート

 

JR名古屋駅から電車に自転車を乗せて、揺られること約2時間。下呂市の南方に位置するJR焼石駅からスタートです。

 

まずは、焼石駅近くにある「孝子ヶ池」と「羅漢岩」へ向かいます。緑豊かな山間は涼しくて快適!
 

「孝子ヶ池」に着いて、目に飛び込んできたのは鯉の群れ。人が近づくと、たくさん寄ってきます。

 

「羅漢岩」は、夏は緑が芽吹いてその姿を隠し、春は岩の間からつつじが咲くなど、四季で異なる趣が楽しめます。哲学者・井上円了がこの地を訪れた際、「十六羅漢」に似ていることから「羅漢岩」と命名したそう。

 

荘厳な景色が広がる「岩屋ダム」(東仙峡金山湖)

 

羅漢岩から南西へまっすぐ約10km進むと馬瀬川が見えてきます。その馬瀬川沿いを約10km北上すると、「馬瀬川第2ダム」にせき止められた広大な景色がお出迎え。

 

さらに北上していくと見えてくるのが、この旅で最もおすすめのスポット「岩屋ダム」(東仙峡金山湖)です。

 

貯水量はなんと、ナゴヤドーム120杯分! その広さも納得の雄大なパノラマが、目の前に広がります。1周約15kmの東仙峡金山湖を走ります。
 


東仙峡金山湖の周辺は、山に囲まれたロケーション。木陰が多く、涼しくて爽快です。山からの湧き水が見られる場所もちらほら。湧き水はとても冷たく、顔を洗ったらスッキリしました。
 

JR焼石駅を11時に出発して約3時間。そろそろお腹も減ってきたので、食事ができる道の駅「美輝の里」へ向かいます。

 

「美輝の里」は、食事処をはじめ、地元の食材が販売されていたり足湯に浸かれたりと、憩いの場として地元の人たちに愛されています。近くにはバーベキュー場やホテルもあり、宿泊してのんびり旅を楽しむのもいいですね!

 

下呂市の名物・鶏ちゃんが入った「鶏ちゃんピザ」と、隣町である郡上市の名物・明宝ハムが入った「明宝ピザ」で昼食タイム。ボリューム満点のピザで、疲れた体にエネルギーを補給できました。地元の白川茶を使ったお茶味の「茶サイダー」がユニーク! 炭酸が程よく、体にシャキッと刺激が得られたところで、次の目的地へ出発。

 

最終目的地、下呂温泉へ!

 

下呂温泉までは残り40km。

 

山間を走っていると、奇妙なかかしを発見。「美輝の里」から約5kmの場所にあるので、ぜひ探してみてくださいね♪

 

焼石駅を出発してから約7時間で、下呂温泉に到着です。さっそく、温泉街を散策しました。

 

下呂大橋を渡ったすぐの場所に、チャップリン像を発見。記念に同じポーズで2ショット。「観光客が映画について語りながら温泉街を歩けるような映画通りを」という目的で作られたそうです。

 

チャップリン像の近くにある「ゆあみ屋」では、足湯を楽しみながら温泉で温めたプリンが味わえます。今回はプリンの販売時間(18:00まで)に、間に合わなかったので、お土産用のプリンを購入。ふわふわ、とろとろの甘くておいしいプリン。あっという間に胃袋の中へ。

 

下呂大橋のすぐ下でも、飛騨川のほとりに湧き出ている温泉で足湯が楽しめます。下呂温泉は、疲労効果をはじめ、健康に優れた効果がたくさんあります。30分程浸かると、疲労困憊だった足がすっきり軽快に。帰りは、JR下呂駅から高山本線に乗車して帰路につきます。

 

約70kmの自然満喫ポタリングはいかがでしたか? 少し距離が長いと感じるかもしれませんが、山に囲まれたロケーションで空気がおいしく、涼しくて走りやすいです。家族や友人と会話しながら走ればあっという間。今回は日帰りでしたが、温泉にゆっくり浸かって、おいしい物を食べて、宿泊するのもおすすめです。

 

今回巡ったスポットはこちら
 

 

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