《フリジェコ:良質の冷蔵庫》1959年、パリ市フォルネー図書館所蔵© Annie Charpentier 2018
ユーモアあふれる表現と鮮やかな色彩が特長の作品で世界的な人気を誇る、フランスを代表するポスター作家「レイモン・サヴィニャック」。その個性的な作品の数々を間近で楽しめる展覧会「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」が、三重県立美術館で開催されます。
注目は、日本初公開作品を含むポスター90点。また、制作過程が記されたスケッチや原画、ポスターが貼られたパリの景観写真など、多種多彩な展示物が並びます。20世紀のパリを広告ポスターというメディアを通じて彩ったサヴィニャックの歴史を追体験できる内容です。
会期中は、サヴィニャックのポスターを参考にしながらオリジナル作品をつくる「ミニ創作コーナー」をはじめとした体験型イベントを開催。観るだけでなく、自身の手で描くことで、世界的作家の芸術の奥深さを感じてみては?
《牛乳石鹸モンサヴォン》1948/50年、パリ市フォルネー図書館所蔵© Annie Charpentier 2018
《ヴィシー・セレスタン:鉄のように頑健》1963年、パリ市フォルネー図書館所蔵© Annie Charpentier 2018
↑三重県立美術館はモネやルノワール、シャガールなどの西洋近現代美術作品を所蔵する、東海地方屈指のアートスポット!