「寒い地には良酒あり。」のことばどおり、岐阜県高山市には気候と水、米に恵まれた良質な地酒がたくさん。新酒ができるこの季節、1月18日(金)〜3月2日(土)には、市内6軒の造り酒屋が順番に酒蔵を公開し、地酒の試飲が振る舞われる「第45回 酒蔵めぐり」が行なわれます。6軒の酒蔵があるのは、飛騨高山の観光で人気のさんまち。趣ある町並の散策、食べ歩きを楽しみながら、搾りたての新酒を味わうのは、この季節ならではの楽しみです。
1月18日(金)〜24日(木)
川尻酒造場(岐阜県高山市上二之町68)
創業180年、飛騨で唯一個人経営の蔵元。昔ながらの手造りを主体とし、おり酒以外はすべて数年間熟成させた古酒。原材料にこだわり、丁寧に仕込んでいます。
1月25日(金)〜31日(木)
二木酒造(岐阜県高山市上二之町40)
旬を楽しむ心を大切にする酒造。春先から夏にかけては「大吟醸 生酒 氷室」、晩秋から冬にかけては「大吟醸ひやおろし 秋麗の炎」など。また、最高の酒米が実った年にのみ製造される「純米大吟醸いちい」は、まさに幻の酒。
2月1日(金)〜7日(木)
平瀬酒造店(岐阜県高山市上一之町82)
北アルプスの伏流水を使用してつくる地酒「久寿玉(くすだま)」は、華やかな香りと辛口の味わいで県外にもファンが多い。
2月8日(金)〜14日(木)
舩坂酒造店(岐阜県高山市上三之町105)
飛騨の深き山々の湧水と、良質な酒造米を使用。酒造りだけでなく、敷地内にはレストランや土産処も併設しています。
2月15日(金)〜21日(木)
平田酒造場(岐阜県高山市上二之町43)
地元の米「ひだほまれ」を生かした純米酒「飛騨の華 純米」が看板商品。濃厚でコクのある味と風味で、フルボディのワイン感覚でも味わえます。
2月22日(金)〜3月2日(土)
原田酒造場(岐阜県高山市上三之町10)
モンドセレクション8年連続金賞受賞の「山車(さんしゃ)金印上撰 辛くち」蔵元。北アルプスの伏流水と良質な飛騨産米を原料に、厳しい冬季寒仕込みによりじっくり醸し出された味わい。