あらゆるモチーフをふくよかに描くことで知られる美術界の巨匠フェルナンド・ボテロの展覧会「ボテロ展 ふくよかな魔法」が2022年7月16日(土)~9月25日(日)に名古屋市美術館で開催。
本展はボテロ自ら監修しており、活動開始初期から近年までの油彩、水彩、素描作品が全70点展示されます。日本では26年ぶりとなるボテロの大規模展で、作品のほとんどが日本初公開!
なかでも《モナ・リザの横顔》は世界初公開となり、注目が集まります。
ユニークな美術家の軌跡をたどる
本展は「初期作品」「静物」「信仰の世界」「ラテンアメリカの世界」「サーカス」「変容する名画」の全6章で構成されます。
第1章で展示される《泣く女》は、ボテロが17歳の時に描いた作品。後の作品ほどのボリューム感やデフォルメ表現は見られませんが、このころからボリュームへの関心が芽生えたそう。
彼のルーツといえる作品で、この作品から全6章を観ることで、彼の価値観の軌跡を垣間見ることができます。
ボテロの世界初公開作品に注目!
2020年に制作された《モナ・リザの横顔》は世界初公開!「モナ・リザ」はボテロが描き続けているテーマの1つで、90歳を迎えた今もなお、美術家として探求し続ける気迫が伝わる1枚です。
半世紀以上にわたって世界で活躍し続けるボテロの唯一無二の世界観をぜひ体感してみては。
日程 | 7月16日(土)~9月25日(日) |
時間 | 9:30~17:00(最終入場16:30) ※9月23日を除く金曜は20:00まで(最終入場19:30) |
休館日 | 月曜(7月18日・8月15日・9月19日は開館)、7月19日(火)、9月20日(火) |
場所 | 名古屋市美術館(愛知県名古屋市中区栄2-17-25芸術と科学の杜・白川公園内) |
入場料 | 一般1,800円、学生1,000円、中学生以下無料 ※前売りは200円引き |
アクセス | 地下鉄「伏見駅」より徒歩約8分 |
TEL | 052-212-0001 |