アール・ヌーヴォーの代表的な画家として知られるアルフォンス・ミュシャ。彼の多岐にわたる作品とその才能に迫る展覧会「ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者」が2024年1月21日(日)まで松坂屋美術館で開催されています。
アルフォンス・ミュシャは、パリの舞台女優、サラ・ベルナールの演劇ポスター「ジスモンダ」で一躍脚光を浴びます。その後、「椿姫」や「サマリアの女」「ハムレット」などの演劇ポスター作品を後世に残していきました。優美な女性像、しなやかな曲線で描いた花々を組み合わせたデザインはどれも見応えがあります。
絵画作品のほか、グラフィックデザインやプロダクトデザインも手がけているミュシャ。今回の展覧会では“デザインの仕事”に着目。書籍の挿絵、ポストカード、お菓子や香水のパッケージなどさまざまな形のミュシャ作品を楽しむことができます。作品は全169点(そのうち初来日が92点)。
ミュシャの画風が確立されていくさまを追えるのも見どころ。マルチ・アーティストとしての魅力を感じてみて。
ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者
場所 | 松坂屋美術館 (愛知県名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店 南館7階) |
日程 | 2023年12月9日(土)~2024年1月21日(日) |
休館日 | 2024年1月1日(月・祝) |
時間 | 10:00~18:00 ※2024年1月2日(火)は9:30開館 ※入場は閉館の30分前まで |
入館料 | 一般1,200円、高校・大学生900円、中学生以下無料 |
駐車場 | あり(松坂屋美術館駐車場などを利用) |
アクセス | 地下鉄「矢場町」駅5番出口直結 地下鉄「栄」駅16番出口より徒歩5分 |
TEL | 052-251-1111 |