HIROBAスタッフによる、#コンビニスイーツの魅力を伝えるキャッチコピー

甘いものが食べたいと思ったとき、どこへ足が向かいますか?お気に入りのパティスリー、それとも近くのコンビニエンスストア? パティスリーのスイーツの魅力はいうまでもありませんが、最近ではコンビニエンスストアでも話題にのぼるスイーツは数多あります。今回は、コンビニスイーツに目がないHIROBA編集スタッフが、コンビニエンスストアの店頭貼りポスターをイメージして、「コンビニスイーツの魅力を伝えるキャッチコピー」を考えてみました。

 
審査員はコピーライターの広瀬達也、西村友行、矢野裕子です。
 
<今月のグランプリ>

 

 

もくじ

私でよければ、いつでも甘えて。

 
仕事を頑張った帰り道、予期せぬ失恋、お腹が空いてどうしようもなくなった丑三つ時…24時間いつでも甘えさせてくれるのがコンビニスイーツです。有名店のスイーツとは違うけど、これはこれでちゃんとおいしい。そんなコンビニスイーツの立ち位置を「私でよければ」という謙虚さで表現しました。
コピー:國分沙緒里
デザイン:安井潮香

 
●擬人化で端的にコンビニの魅力(いつでも)がわかりやすく伝えられています。やさしさや親近感を感じさせる言い回しで、コンビニスイーツらしい気軽さが感じられる点もいいですね。(広瀬)
●スイーツの本質はおいしさであり、「いつでも買える」という強みを過度に押しつけない、ちょうどいいスタンスのコピーになっています。(西村)

 
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<準グランプリ>

“あま~いにち”

 
コンビニスイーツの魅力は手軽さと侮れない本格的な味わい。まさに“毎日買えるご褒美”といったところ。「あま~い」ご褒美を「まいにち」楽しめるそんなイメージを端的に表現しました。
コピー:山田泰三
 
●秀逸で、そもそも目立ちます。ただ、コンビニ感を感じさせる言葉がないのが、ちょっとだけ惜しいです。ただ、“見て1秒”ともいわれるほど一瞬のコミュニケーションが求められる広告ポスターには向いています。これもコピーづくりのポイントです。(広瀬)
●あま~いの「~」のゆるさが、時間軸としてこれからも末永く続いていく感じと、コンビニスイーツの手軽さを際立たせていていいですね。(西村)

 
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<そのほかのキャッチコピーはこちら>

 

わがままなあなたのおかげで、ここまでおいしくなれました。
「コンビニだからって味に妥協したくないし、和とか洋とかいろんな種類から選びたくて、流行りも味わってみたい。あと値段も…」24時間365日××年、そんなお客さんの願望にふれてきた成果が、専門店に引けを取らないおいしさを叶えています。
 
●視点はとてもいいです。同じような視点で、「次は、もっとおいしい新作が出ます。永遠に。」としても、おもしろいですね。(矢野)
 
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ご褒美は、だいたい真夜中にほしくなる。
コンビニの最大のメリットは24時間営業。なかでもコンビニスイーツはクオリティが高く、「コンビニスイーツ=ご褒美スイーツ」といってもいいほどに、ブランド力があります。メインはやはり女性だと思うので、ちょっと背徳的な恋愛と、「ダメと分かっていても夜スイーツ食べちゃう」というタブーな印象を絡め、共感を得られるコピーにしました。

 
●コンビニスイーツの利便性を伝えつつ消費者心理に刺さるシーンを描けています。前提として「店頭貼りポスターをイメージして」という想定では、ターゲットが限定されるのが少しもったいないです。(西村)
 

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