【2021最新】愛知・碧南海浜水族館のビオトープや展示に注目!日本唯一の生物も

愛知県碧南市にある「碧南海浜水族館」は、ほかの水族館とはちょっと毛色が異なる、地域性のある展示が見どころです。日本海沿岸に生息する魚や、伊勢湾・三河湾・矢作川といった地元周辺で見られる魚など、身近な生き物の生態を知ることができます。1982年に開館、2019年のリニューアルを経てなお、家族連れを中心に親しまれています。

 

伊勢湾や三河湾で泳ぐ魚や、日本では碧南海浜水族館にしかいないというドラゴンズベビーに会うため、HIROBAくんと遊びに行ってきます!

 

もくじ

自然観察ができる、広々としたビオトープ

 

↑緑が生い茂るビオトープ。

 

まず大きく変わったのは、屋外にビオトープができたこと。
屋外のビオトープでは、オイカワ・ウシモツゴ・カワバタモロコという3種の魚が放流されています。ウシモツゴとカワバタモロコは、開館当初から保護・繁殖をしている希少淡水魚。地域によっては天然記念物にも指定されている魚なんです!昔は水族館のバックヤードで育てていましたが、保護施設もビオトープの敷地内に移動。散歩をしながら覗けるようになりっています。

 

そのほか、ニホンイシガメの保護施設もあり、暖かくなると冬眠から目覚めて動き出すところも見られます。

ビオトープには、裸足で水に入れる小川も。放流された魚だけではなく、自然にやってきたというトンボの幼虫、ヤゴもいるんだとか。こうした生き物を探しながら、自然観察を楽しんでみてください。
また、芝生広場では飲食もOKなのでお弁当を持ってくつろぐのも良さそう。今後、ビオトープでの観察会や体験イベントも開催されます。

HIROBAくん:「いろんな魚や昆虫が見つかって楽しい~!」

大水槽には伊勢湾や三河湾の生き物がいっぱい

 

館内一番の見どころである大水槽の展示テーマは「伊勢湾・三河湾の海」。食卓にあがるような馴染みのある魚たちが、海の中だとどんなふうに泳いでいるのか観察できるんです。

 

マアジなど小さな魚を増やしたことで、群れの動きがよく分かるように。さらに、さまざまな生き物が自然界と同じように共存する様子を見ることができます。

HIROBAくん:「名前はよく知っている魚も、泳いでいるところはあんまり見たことがないかも!」

大水槽を裏側にまわって見てみると、正面とはまた違った魚たちが。かわいいサイズのネンブツダイがたくさん泳いでいました。魚の種類によってそれぞれ好きな場所があるようです。

HIROBAくん:「ネンブツダイは大水槽の正面より裏側がお気に入りなんだね!」
ちなみに、ネンブツダイはオスが口の中で卵を育てる習性があるんだそう。卵が孵化するまで、エサを食べずに過ごすんだとか!夏が近づき産卵期になると、口元をふっくらさせた姿を見られるかも。

 

じっくり観察しながら歩きたい碧南海浜水族館

 

リニューアルを機に常設展示されるようになった両生類や爬虫類。オオサンショウウオ、アカハライモリ、アズマヒキガエル、アオダイショウなどを見ることができます。三河地域周辺でオオサンショウウオが展示されている施設は珍しいとのこと。

せっかく碧南海浜水族館に来たなら、日本でここだけにしか展示されていないという希少な生き物も見逃せません!白い体の色が特徴的なドラゴンズベビー(和名:ホライモリ)は、ヨーロッパのごく一部の洞窟に住む両生類で、クロアチアの天然記念物にも指定されています。伝承では、ドラゴンの赤ちゃんと信じられていたそう。

 

2005年に開催された「愛・地球博」での展示をきっかけに、はるばるクロアチアから愛知県へ。その後、碧南海浜水族館へ寄贈されました。
思う存分、展示を楽しんだら休憩室やレストランでほっと一息。レストランで購入できるメニューは、バラエティ豊かな丼ものが中心です。館内には授乳室が2箇所設置されており、ベビーカーや車椅子も無料で借りることができます。

HIROBAくん:「小さな子どもがいても安心だね!」

 

海の生き物たちをかたどったペーパーキャップ(全6種類、1枚100円)は子どもたちに大人気!ほかに、水族館ならではのグッズを集めたお土産コーナーもあります。
愛知県碧南市という土地だからこその“地域密着系水族館”。身近な魚も、希少な生き物も、あらためて観察してみると新しい発見がいっぱい見つかるはずです。

 

(文:齊藤美幸)

 

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