10月8日(土)~10日(月・祝)の3連休、アクティブG、岐阜シティ・タワー43、JR岐阜駅、アスティ岐阜、岐阜駅北口駅前広場に全国から140組以上の作家が集まる「20th GIFUクラフトフェア」が開催。出店数の多さはもちろんのこと、多彩なジャンルの職人や作家の実演を見ることができたり、ものづくりが体験できるワークショップが豊富にあるのも魅力!
注目すべきは、岐阜の伝統工芸が体験できるワークショップ。岐阜和傘、岐阜提灯、水うちわ、飛騨の木工、美濃焼など、多彩な分野で活躍する職人から直々に伝統技術を教えてもらえるのが醍醐味です。
前回体験した「飛騨の森ククサ作り」に続き、「陶でつくるアクセサリー」を先取りして体験します!
陶芸工房&ショップ「スタジオレコード」
体験に伺ったのは、JR岐阜駅に直結する複合商業施設「アクティブG」。3階に、GIFUクラフトフェアで「陶でつくるアクセサリー」ワークショップを行う工房&ショップ「スタジオレコード」があります。
陶芸作家が講師の陶芸教室を運営し、陶器や陶製の雑貨なども販売している「スタジオレコード」。足を踏み入れると…
ろくろで作陶していたり、絵付けを行っている生徒さんの姿が。
ショップエリアは個性的な陶器が並び、ワクワクする空間です。
それではさっそく、「陶でつくるアクセサリー」を体験!
好きな型を選んで成形
工程は、成形、色付け、乾燥後に金具をつける、の3段階。
まずは花や動物など、10種類以上の型から好きなものを選び、形を作ります。
今回選んだのは、花のモチーフ。丸めた土を型にギュッと押し込みます。細かい模様もしっかりとつくよう、力を入れて押し込むのがポイント。
おそるおそる型から外すと…模様もしっかりついていました!
縁の余分な土を取り…
水をつけた革で輪郭を滑らかにしたら、成形完了!
釉薬は焼くと色が変わって不思議!
10色ほどの釉薬から好きな色を選びます。
花びらの部分は朱色に、中央は黄緑にすることに。釉薬は焼成中の窯のなかの化学変化により色が変わるとのこと。写真左のピンクに見える釉薬が、焼成後は朱色になるというから驚きです。
側面にも釉薬を塗ったら、ドライヤーで乾かし、ここでの作業は終了。
窯で焼いてアクセサリー(ピアス・イヤリング・ブローチ・ヘアゴムから選べます)に仕上がったら、郵送してもらえます。
サイズが小さく、細かな作業で集中しましたが、工程はとても簡単!
GIFUクラフトフェアでは、森川さんはじめ、陶芸家さんに教えてもらいながら、好きな型でアクセサリーを作ることができます。
取材協力:スタジオレコード
日程 | 10月8日(土)~10日(月・祝) |
時間 | 10:00~19:00 ※入場無料・雨天決行 |
場所 | アクティブG、岐阜シティ・タワー43、JR岐阜駅、アスティ岐阜、岐阜駅北口駅前広場 |
TEL | 058-269-3333(GIFUクラフトフェア事務局) |
今回体験したワークショップ
陶でつくるアクセサリー
日時:10月9日(日)・10日(月・祝)①11:00~ ②13:00~ ③14:00~ ④15:00~ ⑤16:00~⑥17:00~
場所:アクティブG 3階 スタジオレコード
料金:1,500円(材料・焼成費込み)
対象:小学校3年生以上
所要時間:約45分~1時間
定員:各回6人(事前予約)※空きがあれば当日参加OK
そのほかの陶芸ワークショップ
茶こしまで作る萬古焼急須づくり
日時:10月8日(土)①10:15~ ②14:15~
場所:アクティブG 3階 スタジオレコード
料金:3,500円(材料・焼成費込み)
対象:中学生以上
所要時間:約2時間30分
定員:各回8人(事前予約)※空きがあれば当日参加OK
本格ろくろ体験
日時:10月8日(土)~10日(月・祝)①10:00~ ②11:00~ ③13:00~ ④14:00~ ⑤15:00~ ⑥16:00~ ⑦17:00~
場所:アクティブG 3階 スタジオレコード前
料金:受講料1,500円、材料・焼成費は作品1点ごとに1,100円
対象:年中以上 ※未就学児は保護者同伴
所要時間:約1時間
定員:各回5人
銅板転写下絵付け技法で美濃焼のお皿づくり
日時:10月10日(月・祝)10:00~最終受付17:30
場所:アクティブG 3階 アートリビング
料金:商品の送料負担(着払い)
対象:小学校低学年以下は保護者同伴
所要時間:約40分
定員:随時参加OK
そのほかにも多彩なワークショップがあります。