桑名名物グルメ&歴史的スポットを楽しむポタリング「桑名駅~商店街~六華苑」

 
potter_06_00
編集部あさのです。心地よい気候の初夏は、ポタリングにぴったりです。自転車のおでかけは、気になるモノや店を見かけた時に気楽に立ち寄れることが魅力。今回は三重県桑名市へ行き、歴史を感じる風景や食べ歩きを楽しんできました!
 
 
桑名駅前の「桑名市物産観光案内所」レンタサイクルへ
 
potter_06_01

JR・近鉄「桑名駅」前にある「桑栄メイト」1階の桑名市物産観光案内所にレンタサイクルがあります。ビルはレトロ感がたっぷり。
 
potter_06_02
レンタサイクルは、普通自転車と電動アシスト付き自転車の2種類。今回は鮮やかなイエローがかわいい電動アシスト付き自転車にしました。サドルの高さを調節して、早速出発です!
 
 
桑名銘菓、安永餅で腹ごしらえ
 
potter_06_03
駅前から少し南へ走ると、趣のある佇まいの店を発見。「安永餅本舗 柏屋」では桑名の銘菓「安永餅」が食べられます。袋なしは10円ほどお得です。
 
potter_06_04
午前中は焼きたてが食べられるため、注文する人が途切れません。私も焼きたてをゲット! お餅の外側はパリっと香ばしく、やわらかい餅と餡のハーモニーに感動。店内ならお茶と一緒に食べられますよ。
 

 
 
 
 
 

三八市でにぎわう寺町商店街
 
potter_06_05
東へしばらく走ると、立派なアーケードの「寺町通り商店街」がありました。
 
potter_06_06
中はイベントの「三八市」でにぎわっています。毎月3か8のつく日(3・8・13・18・23・28日)に行われる、桑名市を代表する朝市です。
 
potter_06_07
potter_06_08
近隣で収穫された新鮮な野菜や果物、魚介類や乾物、お惣菜など、「桑名の台所」の名にふさわしく、多くの食材が並びます。
 
potter_06_09
生産者の方から、おいしい調理法なども聞けます。
 
potter_06_10
つやつやと瑞々しい新たまねぎを購入すると、おまけでみかんももらえました。このような温かい交流は、朝市ならではの魅力ですね!
 
 

寺町商店街で桑名の名物を食べ歩き
 
おいしそうな香りに惹かれて、佃煮の店「貝新フーズ」で「串蛤」を注文。生きた蛤を網の上で焼いてくれます。火であぶられた蛤はパクッ!と口を開き、中にはふっくらとした身が。身を串で刺して、甘辛いタレを絡めて焼き上げられます。
 
potter_06_11
生きた蛤を香ばしく焼いた串蛤は、噛むほどに心地よい弾力と磯の旨味を楽しめます。
 
potter_06_12
続いて屋台で大倉スーパーの「はまぐりカレーコロッケ」を購入。桑名の代名詞であるハマグリをカレー味で仕上げたコロッケは、カレーの香りと蛤の食感が不思議にマッチしておいしい!
 
potter_06_13
桑名市のグルメと名産品を一堂に集めて販売する、「くわな まちの駅」。ここでしか買えない桑名市のキャラクター「ゆめ はまちゃん」のオリジナルグッズも販売しています。
 
potter_06_14
アーケードの横に佇む「ゆめ はまちゃん」に見送られ、商店街を後にしました。
 

 
 
 
 
 

住吉入江の煉瓦塀と煉瓦蔵
 
potter_06_15
川沿いを北へ進むと、住吉湾へと続く住吉入江があります。
 
potter_06_16
古い屋敷やレンガの蔵など、ノスタルジックな風景の中、ポタリング。
「六華苑」の看板を見つけたので、中に入って観光してみましょう!
 
 

鹿鳴館の設計者が手がけた、国の重要文化財「六華苑」
 
potter_06_17
六華苑は、山林王と呼ばれた桑名の実業家である二代目清六、諸戸清六の邸宅として、大正2年に竣工されました。当時の貴重な姿を留めた洋館と和館、蔵や日本庭園を見て楽しむことができます。
 
水色の外装が美しい優美な洋館は、4階建ての塔屋が特徴的。日本では見られない建築様式に異国情緒を感じます。新婚夫婦用に建てられたものなので、苑内の様々な場所にハートが隠されています。ぜひ探してみて!
 
potter_06_18
当時の技術では珍しい、貴重な曲面ガラスです。
 
potter_06_19
白く塗装された木造のサンルーム。日差しが明るい室内からは、庭が一望できます。
 
potter_06_20
昔の旅行鞄の中には服が収納できる引き出しがあったんですね!持ち歩けるクローゼットのよう。
 
potter_06_21
玄関の扉にはステンドグラス。シンプルながら洗練されたデザインです。
 
 

貴重な木材をふんだんに使った和館へ
 
potter_06_22
洋館の端にある扉をくぐると、平屋造りの和館につながっています。主人や客人が使う畳廊下と、使用人が歩く板敷の廊下が並列する渡り廊下は、お屋敷ならではの造りです。
 
potter_06_23
縁台からは、見事な庭を眺められます。
 
potter_06_24
庭に出ると、洋館と和館が並ぶ不思議な造りが一望できます。六華苑は歴史を感じる優美な造りであることから、さまざまな映画の撮影に利用されているのです。
 
potter_06_25
主庭園は池泉回遊式で、築造当時のまま。和館北側の内庭は茶匠、松尾宗吾の好みが加えられ、趣の違う景観になっています。
 

 
 
 
 
 

堤防からは木曽三川長良川河口場が一望
 
六華苑の隣には「住吉浦休憩施設」があります。ここでも自転車が借りられるようです。
 
potter_06_26
potter_06_27
堤防は見晴らしがよく、ポタリングにぴったり。
 
 

伊勢国一の鳥居「七里の渡跡」
 
potter_06_28
しばらく走ると、檜でできた大きな鳥居が見えました。鳥居は20年に一度の式年遷宮ごとに伊勢神宮宇治橋外側の大鳥居を貰い受けて建て替えられる、由緒ある鳥居です。ここは「七里の渡跡」と呼ばれ、交通の要所だった江戸時代は多くの人でにぎわった船着き場。船で海を七里(約27.5km)渡ると、名古屋市熱田区の「宮の渡し」に着きます。
 
potter_06_29
東海道を行き交う人々にとって、かつては桑名のシンボルだった蟠龍櫓(ばんりゅうやぐら)です。
 
potter_06_30
食品メーカー「柿安」の本店がありました。店内にはおいしそうなお惣菜やパン、生鮮食品などが並びます。
 

 
 
 
 
 

木曽三川長良川河口場を望む、堤防の道
 
potter_06_31
堤防沿いの道は、広大な木曽三川を眺めながら走ることができ、爽快です!
 
potter_06_32
堤防沿いには漁業複合施設「はまぐりプラザ」が。「食堂はまかぜ」では、桑名の蛤をリーズナブルに味わうことができます。
 
potter_06_33
展望デッキからは、木曽三川やたくさんの漁船など、漁港ならではの景色が見えます。
 

 
 
 
 
 

「クイーンズスープカフェ」でランチタイム
 
potter_06_34
ブラックの外装が目を引く、スタイリッシュなスープカフェ「クイーンズスープカフェ」。伊勢湾産のあおさ海苔の風味が豊かな「じゃが芋と明太子のポタージュ」をチョイス。
 
potter_06_35
2種のパンと本日のデリカが付くスープセット。豚しゃぶのサラダには黒オリーブやバルサミコソースが使用されていて、とってもおいしい!
 
potter_06_36
続いてデザートもオーダー。「キャラメルクリームフレンチトースト」は、カリッと香ばしく焼かれた温かいデニッシュに、キャラメルクリームとバニラアイスが見事に調和! テラス席で風に当たりながら、ニューヨークスタイルのひとときです。
 

 
 
 
 
 

「寿恵広(すえひろ)」のアイスまんじゅう
 

potter_06_37
大正12年創業の和菓子店「寿恵広」へ。昔ながらの氷菓「アイスまんじゅう」を今も作り続ける老舗店です。
 
potter_06_38
一本購入。よく冷えているため、食べごろは5~10分後とのこと。待ち遠しいです。
 
potter_06_39
線路沿いを桑名駅に向かって走ります。近鉄名古屋線とJR関西線、三岐鉄道北勢線の3線が並行して走っているため、日本で唯一「3種類の幅」の線路が見られるのだとか。
 
 

「桑名市物産観光案内所」に自転車を返却
 
potter_06_40
物産観光案内所に返却します。
 
potter_06_41
電車に乗るまでに、ほどよく柔らかくなったアイスまんじゅうをいただきます!棒付きのアイスミルクには十勝産の小豆がぎっしり。やさしい味わいに、疲れた体が安らぎました。
 

桑名駅からスタートした、三重県桑名市のポタリングはいかがでしたでしょう。歴史的な建造物や名所の数々、老舗店のスイーツやグルメの食べ歩き、また人の温かさにもふれられた充実した時間となりました。走行距離は約9km。気軽に走れる距離なので、天気の良い休日にぜひ出かけてみて。
 

 
 

New Report

2026-09-19

TOPICS

表情豊かな動物たち「岡崎市制110周年記念事業 はしもとみお木彫展 いきものたちとの旅」9/19(土)~12/6(日)

動物たちの姿を、まるで生きているかのように木彫で表現する彫刻家のはしもとみおさん。その作品を一堂に紹介する「はしもとみお木彫展 いきものたちとの旅」が2026年9月19日(土)~12月6日(日)、愛...

2026-09-17

東海ムーブメント仕掛け人

アイコニックな自転車で笑顔の輪を広げる【木工作家/セレクトショップオーナー/イベンター・CHAROさん】

マルシェやイベント会場で目を引くアイコニックな自転車。その傍らに、ヒゲと笑顔が印象的な男性と、その人柄に惹かれて集まる人たち──そんな光景を目にしたことがある人もいるかもしれません。 ...

2026-09-15

TOPICS

伊賀の窯元が勢ぞろい!「伊賀焼陶器まつり」9/19(土)~21(月・祝)

伊賀焼の窯元など31のブースが出店する「伊賀焼陶器まつり」が2026年9月19日(土)~21日(月・祝)の3日間、三重県伊賀市の阿山第一運動公園で開催。普段使いにぴったりの器から、作り手の個...

2026-09-12

TOPICS

各地のクラフトビールが集結「アワアワアワー」9/19(土)・20(日)

日本各地のクラフトビールが大集合する「アワアワアワー」が2026年9月19日(土)・20日(日)、愛知県豊橋市の豊橋まちなか広場とemCAMPUS 1階で開催されます。 入場したらまず...

2026-09-09

HIROBAくんと行く

いなべ市梅林公園に宿泊・体験・食の新施設「あわい」がオープン!四季の自然を感じてリフレッシュ

三重県いなべ市にある「いなべ市梅林公園」。毎年2月下旬から3月中旬にかけ50種2000本の梅が咲き誇る「梅まつり」に多くの観光客が訪れる人気のスポットです。 そんな梅林公園に「宿泊」「体験」「...
ゴッホの跳ね橋,ゴッホ,印象派,展覧会,名古屋市美術館

2026-09-09

TOPICS

巨匠42人の絵画がズラリ!「ゴッホの跳ね橋と印象派の画家たち」9/19(土)~11/29(日)

印象派を軸にモダン・アートの本流をたどる特別展「ゴッホの跳ね橋と印象派の画家たち ヴァルラフ=リヒャルツ美術館所蔵」が2026年9月19日(土)~11月29日(日)、名古屋・栄にある名古屋市...
クラフト餃子フェス,餃子,イベント,名古屋,2026

2026-09-06

TOPICS

全国の個性派餃子が大集合!「クラフト餃子フェス」9/18(金)~23(水・祝)

餃子好きを魅了するフードイベント「クラフト餃子フェス」が2026年9月18日(金)~23日(水・祝)に久屋大通公園・エンゼル広場で開催。定番のご当地餃子から最新の創作餃子まで、全国から23種...
あいちなごやアート&ライツ,愛知県庁,名古屋市役所,デジタルアート,2026

2026-09-04

TOPICS

歴史的建造物×デジタルアート「あいち・なごやアート&ライツ」9/17(木)~10/24(土)

国の重要文化財に指定された帝冠様式建築である愛知県庁本庁舎・名古屋市役所本庁舎の壁面に「あいち・なごや」ならではの歴史や文化をモチーフにした映像を投影するイベント「あいち・なごやアート&ライツ」が2...

2026-09-03

しょく育

HIROBAプロデュース「名古屋城の森づくり育樹ツアー2026 in木曽」日帰りバスツアー参加者募集(9/30まで)

名古屋城や城下町はその昔、良質な木材の産地として知られる長野県の木曽・裏木曽エリアの木で造られました。2008年の本丸御殿復元にも木曽ヒノキが使われたことをきっかけに、名古屋市民の森づくりがスタート...

2026-09-02

TOPICS

土の魅力を五感で楽しむ「土の遊園地であそぼう!」10/10(土)~12(月・祝)

2026年10月にグランドオープン20周年を迎える愛知県常滑市の「INAXライブミュージアム」に10月10日(土)~12日(月・祝)、特別企画として「土の遊園地」がどろんこ広場に登場。 イベン...

2026-09-01

しょく育

鋳型づくりから小物制作まで!三重県桑名市の伝統産業「鋳物づくり」を体験

江戸時代初期を起源とし、今なお鋳物づくりが盛んな三重県桑名市で楽しめるのが、老舗鋳物メーカー「大洋産業」による工房「CASTER HOME(キャスターホーム)」での制作体験。コースターや箸置きといっ...
pagetop
もくじ