古民家が建ち並びレトロな雰囲気が広がる、岐阜県美濃市の「うだつの上がる町並み」。国の伝統的建造物群保存地区に選定された通りを歩いていると、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのようです。
美濃市といえば、美濃和紙の産地としても有名。今回は、創業明治35年の和紙雑貨メーカー・石川紙業がうだつの上がる町並みに構える和紙雑貨店「美濃和紙雑貨体験ショップ 石川紙業」へ。美濃和紙を使った「和紙ころころ(起き上がりこぼし)」作りを体験してきました。
和紙雑貨がいっぱいの店内
店内に入ると、たくさんの色鮮やかな和紙雑貨にワクワク…!
和モダンなテイストがかわいい招き猫も発見。
お腹の辺りがパカっと開いて小物入れになるという優れもの!アクセサリーを入れてお部屋に置いたり、鍵や印鑑を入れて玄関に置いたり…。幸運を招いてくれるだけでなく、多機能に活躍してくれそうです。
美濃和紙を京都で一色ずつ手刷りした石川紙業オリジナルの美濃和紙友禅染紙を使ったフォトスタンドの美しさにも目を奪われます。和風なものから洋風なもの、色鮮やかなものからシックなものまで、さまざまなデザインのフォトスタンドがずらり。
好きなモチーフを選んで手作り体験
それではさっそく、「和紙ころころ(起き上がりこぼし)」作りにチャレンジ!
2023年の干支であり、人気のモチーフでもある「うさぎ」をチョイス。キットのパーツを仕上げたら、美濃和紙を使って自由に飾り付けができます。
まずは耳を作っていきます。のりを使って和紙と和紙を貼り合わせたら…
たまご型の本体に耳を付けていきます。本体に切れ込みが入っていて、横にスライドさせながら差し込むのがポイント。
かわいらしい顔が描かれた和紙にものりをつけて、本体にペタっと貼り付けます。
「紙にシワが寄っちゃうのが気になる…」という人もご安心を。美濃和紙はとてもやわらかいので、指を使って上から紙をなでて伸ばしていくとシワもキレイになりました!
上質な和紙で自由に飾りつけ
飾りつけに使う和紙もすべて、職人さんが手作業で染めているもの。色彩豊かで繊細な模様の和紙は見ているだけで楽しいですが、飾りつけに使えるとは…贅沢ですね!
梅の花が描かれた和紙にひとめ惚れ。体の左下と…
頭にもちょこんとつけたら、とても華やかに!
オリジナルの「うさぎころころ」が完成しました。
うだつの上がる町並みには、ほかにも美濃和紙雑貨のお店や甘味処、ベーカリーなど魅力的なお店がいっぱい。町並み散策を楽しみながら、ぜひ自分だけの「和紙ころころ」作りを体験してみて。
住所 | 岐阜県美濃市本住町1909-3 うだつの上がる町並み |
営業時間 | 10:00〜16:00 |
定休日 | 月~金曜(2023年1・2月は月~土曜) ※団体は休業日も予約可 |
アクセス | 東海北陸自動車道「美濃」ICより車で約8分 長良川鉄道「美濃梅山」駅より徒歩10分 |
駐車場 | 周辺の市営駐車場を利用 |
TEL | 0575-29-3680 |