体験

「しょく」=食、職、触。さまざまな情報を手に入れることがたやすくなった今の時代においても、生の体験、実際に自分の手で触れることを大事にしていきたい。1人でも、友人やお子さんとでも。「触れる」魅力を宝物に。

我が家の2人の息子も大好きなウインナー。焼いたり炒めたりと手軽に食べられるのでたびたび食卓に登場するのですが、どんな材料で、どのようにつくられているのか? 素朴な疑問を胸に、また、ウインナーをつくってみたい!という好奇心を胸に、三重県伊賀市にある「伊賀の里 モクモク手づくりファーム」で、ウインナーづくりを体験してきました。
 
 
 
ナビゲーターから学ぶ、普段食べているウインナーのこと
 
さぁ、エプロンをつけて、気合も十分!
ウインナーづくりの材料やポイントについてウインナーナビゲーターさんから話を聞きます。今日つくるのは、ウインナーソーセージ。羊の腸に詰めるのです。ちなみに、豚の腸に詰めるのをフランクフルト、牛の腸に詰めるのをボローニャソーセージと呼びます。よく耳にするウインナーの種類、何の腸に詰めるかによって呼び名が違っていたんですね。勉強になります。
 
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ウインナーの皮には、羊の腸を使います。
さて、ここでクイズ。羊の腸の長さは?
①5m ②15m ③25m ④35m
答えは――、手づくりウインナー教室で! ちなみに①~④は、羊、人間、豚、牛いずれかの腸の長さです。
 
 
 
いよいよ、ウインナーづくり開始! 使うのは2色の肉
 
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赤い肉が肩、もも。練れば練るほどおいしくなります。白い肉が背脂。こちらはあまり練らない方が良いのだそうです。2種類の部位を組み合わせることが、パリッと噛んで肉汁あふれる食べ心地の秘訣となっているんですね!
 
 
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まずは赤い肉を平らに伸ばして――。
 
 
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スパイスをかけます。そして、よくこねる。
「おいしくな~れ、おいしくな~れ♪」と、心で念じながら。これ、料理の基本ですね(笑)!
 
 
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よく混ぜて粘り気がでてきたら、背脂を加えて、軽く混ぜます。
 
 
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ブラックペッパーとパセリも振りかけたので、良い香り。
 
 
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今日つくるのはウインナーソーセージ。先ほどこねた肉を羊の腸に詰めます。どうやって詰めるのかというと――。登場したのがこの器具。まるでおもちゃのピストルのよう(笑)。これは男の子が喜ぶ作業ですね~!
 
 
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器具の中に肉を詰めて、先に羊の腸をセットしたら――
 
 
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ピストルを撃つように指に力を入れて、肉を外へ押し出します。
 
 
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でてきた、でてきた。羊の腸はとても薄く、やぶれてしまわないかとても不安でしたが、薄い割に丈夫。ゆっくり押し出して、均等な太さにしていきます。
 
 
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とっても長いウインナーができました。いやでも、これって、普段食べているウインナーに比べると随分長い。どうするかというと…
 
 
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ねじって小さくしていくのです。
 
 
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できあがり! ボイルして、さっそく味見しました。
 
 
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つくりたてのウインナー。肉本来の味わいもしっかり感じられて、ブラックペッパーやバジルの香りもほんのりして。とってもおいしい~!!!
 
 
小さなこどもでも簡単に楽しめる料理体験。こねたり器具を使ったりして、料理というよりは工作のような楽しさでした。体験を通して学んだこともたくさん。ウインナーソーセージが羊の肉、腸でつくられていたこと。普段食べている短いウインナーの形が長い1本を、くるくるねじってつくられていたこと。楽しく、知識が得られ、おいしい。3拍子揃った「手づくりウインナー教室」でした。
 
 
 
おまけに。
 
モクモク手づくりファームには、牛や馬、豚などの動物がいて、ふれあいが楽しめるのも魅力。ジャージー牛の乳しぼり体験もしてきました。
 
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乳が搾れる牛は、赤ちゃんを産んだお母さん牛。白×黒模様のホルスタイン牛から1日約30リットル搾れるのに対し、写真のジャージー牛は1日約15リットル。少ないけれど、とても濃厚な味わい。すぐ隣で販売していたジャージー牛のソフトクリームも濃厚で本当においしかったです!
 
 
 
 

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