インタビュー・モノ

今、新たな鼓動をもって展開している「東海のものづくり」にスポットを当てて、作り手の想いやこだわりに迫ります。ものづくりの宝庫ともいえる、東海エリア。有名どころから知られざる逸品まで、掘り起こします。

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スキンケアを幅広く見つめる場所、母袋有機農場

 
岐阜県郡上市大和町の上栗巣(通称:母袋 もたい)にあるネオナチュラル母袋有機農場。ここでは100%自然由来の化粧水「ヒーリングローション」をはじめ、ネオナチュラルのスキンケア製品の原料を有機栽培しているほか、たんぼアートや田植え、ヘチマ水収穫体験を実施したりと、多くの人が自然に触れられる場となっています。
「スキンケアは、肌にやさしい商品を使うということだけでなく、食べるものや体を動かすこと、寝たり、ストレスのケアをしたりと、さまざまなことの組み合わせ。ライフスタイルを見直す場としての農場でもあるんです」と、株式会社ネオナチュラル代表の高柳昌弘さん。
 
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↑ 高柳さんは毎週末、犬のリーフを連れて農場に訪れます。江戸時代以前は交通の要所として人が行き来する場所だったという母袋。高柳さんが立っている場所はかつて母袋のメインストリートだったそう。
 

秋に収穫するヘチマ水のため、種植えの真っ最中

 
農場に取材に伺った日は、ちょうど主力原料であるヘチマ水を秋に収穫するため、ヘチマの種植えを行なっていたところ。連携している地元農家さん、ネオナチュラルスタッフさん、一般の参加者さんたちがビニールハウス内で、手作業で種を植えていきます。
 
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↑ ヘチマの種。いいものだけを選別して植えていきます。
 

1本のヘチマから、6リットルものヘチマ水が!

 
ヘチマが育ったら、根っこから50~60cmくらの位置でカット。一升瓶に挿しておくと茎からポタポタとヘチマ水が垂れてくるのだそう。長いと1本につき1週間ほど。1本あたり、多いときで6リットルほどのヘチマ水が収穫できます。
「重要なのが根っこ。ヘチマの根っこは漢方でも貴重な成分。その成分がヘチマ水にも含まれているのです」。
 
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↑ 収穫したヘチマ水は密閉して倉庫に保管。
 
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↑ ヘチマ水を触らせていただきましたが、肌にスーッとなじみます!
 
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↑ 有機ヘチマ水のみを使った新商品「美百水」が2017年5月に登場。“美しさが100歳まで続きますように”との思いを込めて、中秋の名月の頃、1滴ずつ手作業で集めたヘチマ水です。
 

ヘチマ水とハーブで、手づくり化粧水体験も

 
ヘチマ水の収穫時期を迎える秋には、農場でハーブを摘み、収穫したヘチマ水とハーブを使って手づくり化粧水体験も。銅製の蒸留器を使って、昔ながらの方法で芳香蒸留水やアロマオイルを抽出していきます。また6月頃は、一般参加者70人くらいとスタッフ30人くらい、総勢100人ほどで田植えを実施
「田んぼに糸でマス目をつくり、その中に色ごとに点を目印にして田んぼアートを制作しています。古代米は赤色、コシヒカリは黄色の穂が実るので、赤と黄色ではっきりとした模様になるんです。1年目はネオナチュラルのシンボルマークであるクローバー、2年目は看板猫の小次郎、3年目はネオベビーブランドに使っている青い鳥のマーク、4年目となる昨年は農場で初めてもち米をつくったので、うさぎが餅をついている絵に。毎年、ネオナチュラルにちなんだ模様をつくっていて、今年は…まだ思案中です」。
 
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築100年の古民家で、和気あいあいと昼食タイム

 
農場には築100年の古民家があり、農作業やイベント後には、地元農家さんやネオナチュラルスタッフさん、一般の参加者さんたちで昼食をとることも。
「体を動かした後に飲むビールは、最高~!」と、とびきりの笑顔をみせてくれた地元農家さん。「さっき畑で採れたばかりのわさび、食べてみる? そのまま食べてもおいしいよ!」と温かな交流も。
 
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“できるだけ肌にやさしいものを”と使う人のことを思い、人の温かな交流や、丁寧な手作業により生まれる「ネオナチュラル」のスキンケア商品の数々。商品の魅力はさることながら、同じくらい魅力いっぱいのネオナチュラル母袋有機農場にも、ぜひ足を運んでみて。
 
(写真:西澤智子 文:広瀬良子)
 
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