季節・まち

1人でも友達とでも、カップルでもファミリーでも。“トリップ”といっても気合いを入れて出かける旅ではなく、気ままにふらっと足をのばせるような――。そんな季節を楽しむおでかけリストです。


vol.1では、伊勢神宮の正しい参拝方法や意外と知らない豆知識を紹介しました。
伊勢神宮へ初詣 vol.1 風習や正しい参拝の仕方を知り、“心が整う”新年のあいさつを
 
伊勢神宮といえば、東海地方に住んでいるなら一度は行ったことがある人も多いのではないでしょうか。2回目、3回目の参拝となると、食事や休憩の店選びも迷いますよね。
伊勢うどんや手こね寿司といった定番の伊勢名物ももちろん良いけど、話題の店や穴場の素敵なお店も知りたい!そこで今回は、伊勢神宮周辺で甘味や食事の店を巡り散策をしてきました。

【御福餅本家】お伊勢参り前には「伝統の味」と「新しい伊勢の味」を食べに!

 
伊勢神宮は、「外宮」を参拝してから「内宮」へ行くのが正式な順序。さらに、本来はその前に訪れる場所があるのを知っていましたか?
それが、伊勢市・二見浦にある「二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)」。沖合に並ぶ「男岩」と「女岩」から成る「夫婦岩」で有名です。かつては、二見興玉神社で禊(みそぎ)を行ってから伊勢神宮へ参拝するというのがならわしだったのです。
 
二見浦でぜひ立ち寄りたいのが、江戸時代から続く和菓子屋「御福餅本家」です。創業280余年。創業当初からある看板商品の「御福餅(おふくもち)」は、現在も職人の手作業で餡つけをし、仕上げています。昔から馴染みの商品だけでなく、新たな商品の開発にも意欲的です。
 

JR二見浦駅からほど近く。ふたつに分かれたような建物は、建築時に夫婦岩をイメージして造られたそう。鼻をくすぐる良い香りに導かれ、店内へ。
 

御福餅に餡つけをする職人さん。手際良い速さでお餅に餡がつけられ、箱に詰められていきます。全国へ出荷する今も、餡つけはすべて手作業。餡を炊き上げ、餅をつく作業も店内で。280年受け継がれる技で、歴史ある製造方法を守りぬいています。
 

御福餅 盆盛 2個
210円(税込)
おみやげはもちろん、店内のカフェスペースでも食べられる「御福餅」。お餅を包むこし餡は、二見浦の波をかたどった形になっています。飽きのこない、ほどよい甘さ。江戸時代から続く「伊勢の味」です。
 

透き通るぜんざい(揚げ餅入り)
600円(税込)
ぜんざいと言えばとろっとして濃厚な甘さ…そんな概念をくつがえすような新メニューが「透き通るぜんざい」。最後までおいしく食べきれるぜんざいを目指し開発された、さらっと「飲み干せる」一杯。お餅は、焼き餅ではなく自家製の揚げ餅。表面の香ばしさがぜんざいにマッチします。
 

御福氷・濃厚抹茶と漉し餡ソース
950円(税込)
御福餅本家に行ったら、ぜひ食べたいのがかき氷。冬でも様々な種類のかき氷が揃いますが、「御福氷・濃厚抹茶と漉し餡ソース」は特におすすめ。自然の寒さだけでできた純度の高い「天然氷」を使用。氷をギリギリまで薄く削り、ふわっふわの食感を生み出しています。
抹茶は本物の宇治抹茶を贅沢に使用。御福餅自慢の漉し餡ソースは、苦みのある本格抹茶が口の中に広がったあとで優しい甘さを感じられるように計算されています。
 
「透き通るぜんざい」と「御福氷」は店のリニューアルにあたり、2017年7月から販売しているメニュー。老舗の甘味に新しいおいしさも加わり、今も昔も旅人を癒やす場所として在り続けています。
 

 

【内宮おかげ参道】隠れハート石を探してみて!

 

外宮を参拝し、内宮を訪れたら定番の「おかげ横丁」へ。市営宇治浦田駐車場からおはらい町へと続く地下参道「内宮おかげ参道」に、ハート型の石を発見!縁起の良さそうなこの石、おはらい町通りの出入り口付近、壁面にあるのでぜひ探してみてください。
 

【とうふや】五十鈴川の景色とともに、新鮮な「手づくり豆腐」と「天然穴子」を堪能!

 
おかげ横丁から少し離れた「おはらい町北入口」付近。清流・五十鈴川沿いに佇む日本建築の美しい建物があります。豆腐と穴子料理の店、「とうふや」。自前の豆腐工房で職人が毎日手づくりする、新鮮な豆腐を味わうことができるのです!
 


五十鈴川の景色をゆっくり眺めながらの食事は格別。春には桜が、冬には紅葉する山々、四季折々の自然が目の前に広がります。
 

寄せ豆腐膳
1,300円(税込)
※プラス100円で白飯を味ご飯に替えることができます。
人気メニューのひとつ、寄せ豆腐膳。
1.まずはそのまま、2.次に真珠塩をつけて、3.最後は自家製ダレと薬味で
と、3通り楽しむことができます!
豆腐は毎朝手づくりするのはもちろん、夜間営業がある日はできたてを提供するため夕方にも作っているそう。だから、寄せ豆腐膳の豆腐も常温で提供できるんですね。
 
他にも、月替わりの「とうふや弁当」や天然あなごを使用した「あなご天重膳」が人気。あなご天重膳は、器からはみ出すほどのあなごの大きさにもこだわった、見た目にも迫力ある逸品です。
 

 

【SNOOPY茶屋 伊勢】スヌーピーのフォトジェニックなデザートや食事で一息!

 
たくさん歩いてちょっと休憩したくなったら、おはらい町通りにある「SNOOPY茶屋 伊勢店」へ!2015年12月にオープンして以来、スヌーピーファンはもちろん、参拝に訪れる人々を癒やしてくれるスポットとなっています。内宮への入口にあたる「宇治橋」からも近く、参拝の後にもおすすめです。
 

店の入り口に続く道では、スヌーピーのキャラクターたちがお出迎え!スヌーピーと和の融合をテーマに、外観も伊勢の町並みに馴染む和風な造りとなっています。
 

スヌーピー抹茶ラテ(ホット)
864円(税込)

冬の初詣シーズン、体を温めてくれるホットドリンクにはコレ。かわいいマシュマロを自分で浮かべて完成する、スヌーピーマシュマロドリンクです。そのなかでも人気の抹茶ラテをいただくことに!飲んでいるうちにマシュマロが溶けていき、甘さの変化も楽しめます。
 

スヌーピー厚焼きパンケーキ
918円(税込)

デザートのおすすめは、しっかり厚みのあるパンケーキ。パンケーキというと「洋」のイメージですが、抹茶のシロップとアイス、あずきや白玉で「和」のテイストに。このパンケーキにもスヌーピーのマシュマロがのっています。ボリュームがあるのでシェアして食べてもいいですね!
 
ランチタイムは、伊勢店限定の和風御膳、うどん、和風カレーなどの食事メニューもたくさん。茶屋の隣にはショップが併設されており、オリジナルグッズを手に入れることができます。
 

 
(文:齊藤美幸)

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