まち・スポット

新しくオープンしたスポットや、話題になっている場所など。HIROBAで制作したLINEスタンプでおなじみ、キャラクター「HIROBAくん」と一緒に潜入し、魅力を伝えていきます。

4ヶ月間の改修期間を経て、2019年3月23日にリニューアルオープンしたばかりの「碧南海浜水族館」。ほかの水族館とはちょっと違った特色が、地域性のある展示です。日本海沿岸に生息する魚や、伊勢湾・三河湾・矢作川といった地元周辺で見られる魚など、身近な生き物の生態を知ることができます。1982年に開館して以来、家族連れを中心に親しまれている水族館です。
 
今回、どんなリニューアルが行われたか気になるところ。早速、HIROBAくんと遊びに行ってきました!
 

自然観察ができる、広々としたビオトープ

 

↑これからさらに緑が生い茂るこんなふうに。

 

まず大きく変わったのは、屋外にビオトープができたこと。
 

23日のリニューアルオープン初日に開かれた式典では、オイカワ・ウシモツゴ・カワバタモロコという3種の魚が放流されました。ウシモツゴとカワバタモロコは、開館当初から保護・繁殖をしている希少淡水魚。地域によっては天然記念物にも指定されている魚なんです!今までは水族館のバックヤードで育てていましたが、保護施設もビオトープの敷地内に移動。散歩をしながら覗けるようになりました。
 

そのほか、ニホンイシガメの保護施設もあり、暖かくなると冬眠から目覚めて動き出すところも見られます。
 

ビオトープには、裸足で水に入れる小川も。放流された魚だけではなく、自然にやってきたというトンボの幼虫、ヤゴもいるんだとか。こうした生き物を探しながら、自然観察を楽しんでみてください。
 

また、芝生広場では飲食もOKなのでお弁当を持ってくつろぐのも良さそう。今後、ビオトープでの観察会や体験イベントも開催されます。
 
HIROBAくん:「GW頃には緑もどんどん芽生えてくるんだって!」
 

大水槽の展示ディスプレイと展示魚類も新しく!

 

館内での見どころは大水槽。ディスプレイの擬岩を一新し、展示している魚の種類も変わりました。展示テーマは「伊勢湾・三河湾の海」。食卓にあがるような馴染みのある魚たちが、海の中だとどんなふうに泳いでいるのか観察できるんです。

 

マアジなど小さな魚を増やしたことで、群れの動きがよく分かるように。さらに、さまざまな生き物が自然界と同じように共存する様子を見ることができます。
 
HIROBAくん:「名前はよく知っている魚も、泳いでいるところはあんまり見たことがないかも!」
 

大水槽を裏側にまわって見てみると、正面とはまた違った魚たちが。かわいいサイズのネンブツダイがたくさん泳いでいました。魚の種類によってそれぞれ好きな場所があるようです。
 
HIROBAくん:「ネンブツダイは大水槽の正面より裏側がお気に入りなんだね!」
 

ちなみに、ネンブツダイはオスが口の中で卵を育てる習性があるんだそう。卵が孵化するまで、エサを食べずに過ごすんだとか!夏が近づき産卵期になると、口元をふっくらさせた姿を見られるかも。

 

じっくり観察しながら歩きたい館内

 

これまで期間限定の展示だった両生類や爬虫類も、常設展示になりました。オオサンショウウオ、アカハライモリ、アズマヒキガエル、アオダイショウなどが見られます。三河地域周辺でオオサンショウウオが展示されている施設は珍しいとのこと。
 

せっかく碧南海浜水族館に来たなら、リニューアル前から変わらない展示も見逃せません。白い体の色が特徴的なドラゴンズベビー(和名:ホライモリ)は、なんと日本ではここにしか展示されていないという希少な生き物です!ヨーロッパのごく一部の洞窟に住み、クロアチアの天然記念物にも指定されるドラゴンズベビー。伝承では、ドラゴンの赤ちゃんと信じられていたそう。

 

2005年に開催された「愛・地球博」での展示をきっかけに、はるばるクロアチアから愛知県へ。その後、碧南海浜水族館へ寄贈されました。
 

展示以外に、エントランスや休憩室も一新。レストランで購入できるメニューは、バラエティ豊かな丼ものが中心に。館内には授乳室が2箇所設置されました。
 
HIROBAくん:「小さな子どもがいるママも安心だね!」
 

館内で工作できるペーパーキャップはリニューアル前から人気。ほかに、水族館ならではのグッズを集めたお土産コーナーも新設。
 

さらに、入館料金が大人540円→500円、子ども220円→200円に値下げ。より気軽に利用しやすくなりました。
 

碧南市という土地だからこその“地域密着系水族館”。身近な魚も、希少な生き物も、あらためて観察してみると新しい発見がいっぱい見つかるはずです。リニューアルオープンのこの機会に遊びに行ってみて!
 
 
(文:齊藤美幸)

 
 
 

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