飛騨高山で木工の魅力に迫る!
オリジナルスツールづくり

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木のものづくりが盛んな岐阜県・飛騨高山で、2016年10月29日(土)・30日(日)、手仕事を体験できたり、職人さんの現場を身近に見られるイベント「飛騨の木工房めぐり2016」が行なわれます。ワークショップでは、木の家具やインテリア小物づくりをはじめ、ツリーハウスづくりなども!イベントに先がけて、ワークショップのひとつ“オリジナルスツールづくり”を体験するべく、木工房「KOIVU」を訪れました。
「普段みなさんが目に触れている、完成された木の家具は、塗装がかけてある状態。木そのものに触れる良さを伝えていきたい」と、普段からワークショップを積極的に企画しているKOIVU代表の鈴木岳人さん。なるほど!体験してみて、ダイレクトに木に触れることの魅力、よ〜くわかりましたよ!
 
 
丸い座面に脚のついたスツール、制作開始!
 
おもに北欧テイストのオーダー家具を手がける工房「KOIVU」。普段は、ナラ、サクラ、クリ、クルミなどの木材が多いそうですが、今日は、座面にヒノキ、脚にスギの合板を使って制作していきます。
 
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まずは鈴木さんが、電動ノコギリで座面と脚を切り出してくれます。
 
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材料を揃えてもらったところで、ここからがいよいよ私の制作本番です!
 
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切り出した木は、まだ表面も側面もざらざら。手触りが滑らかになるようヤスリをかけていきます。
 
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たまにグローブを外して感触も確かめながら、側面も丁寧に。少し肌寒い日でしたが、夢中になっているうちに汗がじんわり!
 
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続いて、丸い座面にカンナをかけ、角に丸みをもたせます。
 
 
カンナをかける向きにも、木目と関係があった!
 
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「木目の流れに沿ってカンナをかけるのがコツです」と鈴木さん。一見すると、横に真っすぐに見える木目。どっち向きにかけるのか、検討がつきません…!そこで鈴木さん、鉛筆で向きを描いてくれました。円を4分割するように、右向きと左向きにわかれます。
 
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削っていくうちに、木目の流れが体感できるように!木に1歩近づけたかな〜と、少し、うれしい気持ちになりました。最初はぎこちなかったカンナ作業も、次第にシャーッ、シャーッと、軽快な音に。「木の削りカスが良い感じです!その調子!」と、鈴木さんも後押し。気分が乗ってきましたよ~♪
 
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仕上げにサンダー(電動ヤスリ)で表面を滑らかに。側面にもヤスリをかけます。ここでも、ちょいちょいグローブを外して、素手で感触を確かめながら。驚くほどツルツルになり、先ほどまでとは歴然の差。普段私たちが目にしている家具の表面の滑らかさは、こういった手作業の積み重ねで生まれているんですね!
 
 
木目の美しさに目を奪われます!
 
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ヤスリをかけると木目が本当に滑らかでキレイで!自然の美に引き込まれます。側面にヤスリをかける作業が、最も木の魅力を感じた瞬間でした。
 
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「mizu color」という天然素材の塗料を塗っていきます。「飛騨の木工房めぐり」のワークショップではもっと色の種類が増えるそうですが、今日は、この3色から好きな色を選びます。私は、座面はそのままの木を生かし、脚に水色とピンクを塗ることに。
 
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ペタッと付くタイプの塗料ではなく、木目が残る色づきなんですね!ナチュラルな風合いが生きていて、ステキです。
 
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乾くまで、しばらく待ちます。
 
 
塗料が乾くまで、おやつタイム♪
鈴木さんの想いに触れます

 
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余談ですが、鈴木さんが最近ハマっているというおやつ「ビスくん」。素朴な味で手がとまらないおいしさ!これを作っている三ツ矢製菓さん、名古屋市の会社なんですね!
お茶をいただきながら、鈴木さんに話を伺いました。
 
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日本で建築デザインに携わったのち、フィンランドに渡り、家具製作を学んだという鈴木さん。2005年に帰国し、飛騨高山に移住して家具づくりに励み、2010年、岐阜県高山市で工房「KOIVU」をスタートしました。
北欧スタイルのオーダー家具を仕事にしながら、現在、メーカーと共同で“木が主人公になるようなキッチン”を構想しているそう。
「本能なのかなと思いますが、人ってやはり体も心も木に癒されます。人と同じ、木も生きているからかもしれません」と話す鈴木さん。今後は、今、木があまり使われていないような場所、例えばオフィスや駅などにも木を取り入れ、癒しとなるような空間づくりをしてみたい!と想いを胸に秘めます。
 
スツールづくり、いよいよ仕上げに!
 
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さてさて、塗装が乾いたら、座面の隙き間に接着剤を塗り、脚をはめてトンカチでしっかり固定します。トンカチが結構重たい上、力強く打ち付けないといけないので、ここは険しい表情に(笑)。
 
 
完成~!愛着たっぷりのオリジナルスツール
 
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完成!!!私も鈴木さんも拍手!
木の香りを嗅ぎ、手触りをダイレクトに感じながら、どんどん木との距離感が縮まっていくのを楽しみながら制作したオリジナルスツール。大げさではなく、まるでわが子のような愛着。キヌカやミツロウでお手入れしながら、長く共に過ごしていきたいと思います〜!
 
 

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