「愛知多の種」として7月にリニューアルオープンした、知多半島道路の阿久比PA(下り)「大地の種」と大府PA(上り)「華の種」。知多半島の魅力とアクアイグニスがコラボした、これまでにないPAなんです!アクアイグニスといえば、“癒し”と“食”をテーマにした三重県菰野町の温泉リゾート。モダンな建物で有名シェフが手掛ける料理を味わえる、人気スポットです。そんなアクアイグニスがプロデュースするPAなら、知多半島を訪れたときにはぜひ立ち寄りたいところ!HIROBAくんと一緒に、PAを満喫するドライブへ出発です。
奥田政行氏のイタリアン&笠原将弘氏のおにぎりがある、阿久比PA(下り)「大地の種」
まず訪れたのは、知多半島道路の下りにある阿久比PA。知多半島の豊かな土地をイメージし、“大地の種”と名付けられています。阿久比・大府ともに設計デザインの監修は、世界的建築家の隈研吾氏。「おおらかな木のひさし」をコンセプトに、木のぬくもりが訪れる人を温かく迎えます。
HIROBAくん:「早速中に入ってみよう!」
世界の料理人1000人にも選ばれるイタリアンシェフ・奥田政行氏のレストラン「Citta di ITALIA(チッタ デ イタリア)」。知多半島の旬の食材を使ったピザやパスタが味わえます。
南知多・豊浜産のしらすをたっぷりのせた「しらすのペペロンチーノ」(1,000円)。炒めたしらすに生しらすを加え、風味や食感をプラスしています。使用している小麦粉は愛知県産の「ゆめあかり」。まさに、地産地消の一皿です!
HIROBAくん:PAで本格的なパスタが食べられるなんて嬉しいね!」
日本料理人・笠原将弘氏のおにぎり屋、「笠庵」賛否両論。おすすめは「知多和牛しぐれ煮」(310円)。地元産の阿久比米をふんわりと握った、お米の美味しさを感じられるおにぎりです。
HIROBAくん:「具だくさんでとっても贅沢!」
お土産ショップも、アクアイグニスらしいスタイリッシュな空間!知多半島の特産品はもちろん、シェフが地元店とコラボした限定商品も並びます。
「イタリアンの香りあられ(竹新製菓×奥田政行)」「たまねぎのラズベリー漬け(やまや×辻口博啓)」「知多焼き ほうじ茶風味(アベニール×笠原将弘)」など、知多半島の銘品にシェフのアイデアをプラスしたお土産たち。
「大地の種」という名前のように、阿久比PAには知多半島産の野菜やお米など、知多半島の豊かな土地で収穫された食材も。
常滑の陶芸家による器や、知多木綿の手ぬぐいなど、食品以外もセンスの光る品揃え!
阿久比・大府のどちらにもあるのが、知多半島の観光・イベント情報が揃うインフォメーション・スペース。おでかけの参考にしてみてくださいね。
笠原将弘氏の和食処&辻口博啓氏のベーカリーがある、大府PA(上り)「華の種」
そして、知多半島道路の上りにあるのが大府PA。知多半島の花々をイメージして「華の種」と名付けられています。
どちらのPAにも、木の身長計が。こちらは、半田に本店を構えるインテリアショップ「DO LIVING ISSEIDO(ドゥ リビング イッセイドウ)」の「せいくらべ」という商品です。自分の身長の高さのところに自由に名前を書くことができます。名前を書いた子どもたちは、次に訪れたときに「身長伸びたかな?」と比べられるのも楽しみですね。HIROBAくんの身長は…
HIROBAくん:「内緒だよ!」
和食「笠庵」賛否両論を手掛けるのは、阿久比PAのおにぎりと同じく笠原将弘氏。知多半島産の食材をアレンジした和食を楽しめます。
器いっぱいのすだちが彩る「笠原オリジナルすだちそば」(1,200円)。知多半島産の「知多美人そば」を使用しています。冷たいそばにほど良い酸味がマッチ!
HIROBAくん:「まだ暑さが残る季節には、冷たいそばが食べたくなる~」
パティシエ・辻口博啓氏によるベーカリー「Mariage de Farine(マリアージュ ドゥ ファリーヌ)」。知多半島産の小麦をはじめ、国産小麦にこだわったパンがいっぱい。知多半島産のジャムやオリジナルコーヒーなど、パンと一緒に買いたくなる商品も充実しています。
HIROBAくん:「パンの種類が豊富で迷っちゃう!」
「知多牛入りカレーコロッケバーガー」(280円)は、自家製コロッケが2つサンドされた人気商品。広々としたイートイン席で食べても、テイクアウトしてドライブのお供にしても良いですね。
お土産ショップには「華の種」という名前に合わせ、地元園芸店の観葉植物や、常滑焼きブランド「TOKONAME」とコラボした鉢植えのサボテンも。
遠方から訪れた人が知多半島の魅力を知ることができるのはもちろん、地元の人が訪れても、今まで気付かなかった知多半島の良いものを見つけられるかもしれませんね。
おいしい料理と素敵なお土産を目当てに、知多半島のドライブには「愛知多の種」のPAへ!
(文・齊藤美幸)