伝説のミュージカルが、再び名古屋へ帰ってきた!1983年の初演以来、日本各地で公演を行い、“キャッツフィーバー”を巻き起こした劇団四季のミュージカル『キャッツ』が、2022年7月18日(月・祝)より名古屋市中村区にある名古屋四季劇場にて開幕しました。
『キャッツ』の舞台は都会のゴミ捨て場。劇場を埋め尽くすのは、猫の目線に合わせて作られた約3~5倍の大きさになったゴミのオブジェ。中でも注目したいのは、その土地ならではの“ご当地ゴミ”!今回の名古屋公演にも、劇場の至る所に名古屋のご当地ゴミが隠れています。
セットを見渡すと「スガキヤ」の袋や、「manaca」、「名古屋グランパスエイト」の帽子などを次々に発見。ほかにも、金のシャチホコ、「つけてみそかけてみそ」の袋、東山動植物園の入場券など…名古屋の人にとってなじみのあるものがいっぱい。
約21年ぶり、3度目の上演となる『キャッツ』名古屋公演について、舞台監督の村田舟(むらたしゅう)さんと、舞台美術家の土屋茂昭(つちやしげあき)さんにお話を伺いました。
村田さん:『キャッツ』の劇場に足を踏み入れると、まるで自分が猫になったかのような感覚になります。ゴミのオブジェをはじめとする劇場全体を取り囲むセットは、『キャッツ』の魅力の一つです。今回、『キャッツ』のセットを設営する際、もともとあった客席を一部撤去し、本来の劇場の壁の内側にさらに壁を作りました。また、セットには至る所に猫の出入り口用の穴が開いています。驚くような場所から登場する猫もいるので、見どころ満載です。
土屋さん:ギターや自転車、「たまごっち」など、みんなが愛用していたものがゴミになっています。観客の皆さんがセットを見て、自分が持っていたものにまつわる記憶を思い出してもらえたらうれしいです。1階席も良いですが、私がおすすめするのは2階席です。2階席に座ると、舞台美術の全貌が見渡せます。そして、劇場内には1つだけ、四つ葉のクローバーが置いてあります。この四つ葉のクローバーは、毎回置いてある場所が変わるので、見つけられたらラッキーです。
思い出の品でいっぱいの『キャッツ』の劇場。『キャッツ』の世界に飛び込んで、自分だけのすてきな思い出を辿ってみて。
日程 | 7月18日(月・祝)開幕~ロングラン上演中 |
会場 | 名古屋四季劇場(愛知県名古屋市中村区名駅南2-11-11) |
料金 | S席9,900円、3歳~小学6年生 S席・A席が一般料金の半額(2歳以下入場不可) ※詳しくはこちら https://www.shiki.jp/applause/cats/ticket_schedule |
予約方法 | SHIKI ON-LINE TICKET(24時間受付) https://www.shiki.jp/tickets/ または、名古屋四季劇場ほか劇団四季の各専用劇場(自由劇場を除く) |
問い合わせ先 | 0570-008-110(劇団四季 ナビダイヤル) |
劇団四季公式サイト