自転車・まち

ポタ=ポタリング(自転車散策)のこと。気候のいい秋と春にお届けする、ポタの楽しみ方紹介です。ロードバイクやクロスバイクなど自転車好きな編集部・永田が街ポタを、編集部・あさの は景色に癒される観光地でのんびりポタリングを提案します。

編集部あさのです。今回は“清流と名水の城下町”として知られる岐阜県郡上市へ行き、自転車で岐阜の大自然を満喫できる「長良川サイクルクルーズ」に参加。自転車ツアーだからこそ楽しめる景色の美しい田舎道を巡ってきました!
 
 

集合場所は長良川鉄道「郡上八幡駅」

 

「長良川サイクルクルーズ」には大自然コースとまちなみコースがあり、私は大自然コースに参加。まずは、集合場所の長良川鉄道「郡上八幡駅」に到着。2017年4月に改修工事が終わったばかりの駅舎は90年前の姿が再現されているそう。
 

今回のツアーの案内人である瀬木大輔さんと合流。郡上市出身の瀬木さんは趣味の釣りに出かけるうちに郡上の自然と景色の素晴らしさに気づき、多くの人に体感してもらおうとツアーを始めたそう。
 

自己紹介後にコースについて解説してもらいます。自転車の前後のブレーキや変速ギアなど、操作説明が終わったら駅前で記念撮影です!
 
 

長良川サイクルクルーズ 大自然コースに出発!

 

長い法伝橋を渡って、山に向かってGO!
 

出発して数分でこの景色。山と空が水面に映り、絶景です!
 

橋の上では日本三大清流である長良川についての話を聞きます。長良川にはダムが一つもないため、河口から上流まで鮎が行き来できる希少な川だとか。
 

よく見ると、浅瀬にたくさんの魚が見えます!
 
 

長良川と並走できる、写真映えスポット

 

赤い色がかわいい長良川鉄道は、ディーゼル式なので車体周りに電力線がなく、写真映えします!
 

ここからはゆるやかな山道を上ります。驚いたのはその涼しさ! 山から降りてくる空気により、この辺りの気温が低くなるそう。
 

檻を発見。岐阜県郡上市では鹿が増えているため、山の付近にこのような罠が設置されているそう。
 

こちらは“撮り鉄”の方にも人気がある撮影場所。長良川鉄道の列車と長良川、美しい山並みがばっちり写真に収められ、まるで絵画のような風景です!
 

長良川の支流、亀尾島川(きびしまがわ)。川の水は、夏でもとても冷たいのだとか。
 
 

川にロープが渡してあるのが気になり、瀬木さんに尋ねると、鮎が海に下るのを少しでも遅らせるための仕掛けなのだそう。川の流れによってロープが水面を叩くと、警戒心の強い鮎は下流へ行きにくくなり、この辺りで捕まえやすくなるとか。おいしい鮎を捕るために、さまざまな工夫が行われているんですね。
 
 

白山神社の湧き水でのどを潤す

 

白山神社に到着しました。
 

10月の今は、ギンモクセイが花を咲かせる季節。大きなギンモクセイの木からいい香りが漂ってきます。

神社の向かいには湧き水が。置いてあるお茶碗を下の段の水ですすいでから、上の段の水をすくって飲みます。
 

冷たくて透明な水は、飲みやすく無垢な味です。耳を澄ませば鳥の鳴き声や鈴虫の音色が聞こえて秋を感じられ、豊かな気持ちになります。
 
 

実りの秋を発見!

 

清々しい気持ちで走っていると、木の実が落ちていることに気がつきました。
 

これは、野生のオニグルミだそう。実りの秋ですね! 割って食べてみたくなります。
 
 

さらに少し散策。これは、栗の木ですね。
 


下にもいっぱい落ちています。大きな栗は山から猿が来て食べてしまうらしく、薄い実だけが中に残っていました。
 

坂道はあらかじめ助走をつけたり変則ギアを調整するなど、案内人がしっかり走り方を教えてくれます。おかげで難なく走れて爽快!
 

再び、長良川沿いへ。
 

川沿いの道は橋のさまざまな造形も見どころ。
 

川では鮎釣りをしている人がたくさん。しばらく眺めていると鮎が釣れる場面も目撃できました。長い釣り竿で鮎たちを飛ばすようにキャッチする瞬間に感動!
 

自転車を停めて、川辺に降りてみましょう。
 
石を水面で跳ねさせる、水切り遊びに挑戦。ポイントは丸くて平べったい石を選ぶこと。一度目の挑戦で、女性は2回、男性は3回跳ねさせることに成功すれば、次回の「長良川サイクルクルーズ」の無料招待券がもらえるそう。
 

気合いを入れて、やぁっ! ボチャン!(即)
 
はい、残念ながら一回も跳ねませんでした。案内人が投げると上手く跳ねます。悔しいのでコツを聞いて何度か挑戦していたら2回跳ねさせることに成功!
 
この後、体力のある希望者には山の上の方にある樹齢1000年を超える「神の御杖杉」も案内してくれるそうです。次回挑戦してみたいですね!
 
 

鉄橋を走る長良川鉄道をパシャリ

 

鉄橋を長良川鉄道が走るフォトジェニックなスポット。案内人が記念撮影も撮ってくれますよ。
 

この辺りの川は流れが早く、夏にはラフティングボートを楽しんでいる様子も見られるそう。
 
 

ほかにも自然が織り成す絶景がいっぱい!

 

針葉樹林の中をひんやり森林浴ポタリング。
 

粥川と長良川の合流点。水の透明度が高いので橋の上から泳いでる魚が見えます。
さて、そろそろツアーも後半戦に突入。
 
 

地元の人気スイーツを調達!

 

少し小腹が空いてきました。和洋菓子を販売する「渡辺菓子舗」でおやつを調達することに。
 

お目当てはクリーム大福。季節によって変わる、4種類のクリーム大福にウキウキ。長良川サイダーも一緒にテイクアウト。
 
 

レトロな駅舎の長良川鉄道「美並苅安駅」へ

 

先ほど購入したクリーム大福を手に、「美並苅安駅」の駅舎でひと休み。
 

待合室の中心には、なんと薪ストーブが! 冬には実際に使われているようです。風情がありますね。
 


待ちに待った、クリーム大福と長良川サイダーのおやつタイム。ふわふわでもっちりとした餅の中に小豆とクリームが甘すぎずマッチしておいしい! 清流のような爽やかな香りのサイダーは後味すっきり。
 
 


お腹も満たされ、再び走行。親切な案内人・瀬木さんの軽快なトークが楽しく、疲れも感じません!
 
 

長良川鉄道「大矢駅」へ

 

無人駅の「大矢駅」は、単線の長良川鉄道の美濃市駅~郡上八幡駅間で唯一、列車交換が可能な駅。安全な列車の行き違いが行われています。
 

山間のもやに自然光が当たり、幻想的な風景が見られました!
 

ついに最終目的地が見えてきました。
 
 

最終目的地、天然温泉「子宝の湯」に到着!

 

約22kmの距離を完走。案内人が見どころや撮影スポットを楽しく案内してくれたので、美しい景色や大自然を堪能できました!
 

自転車を返却して、ツアーは終了です!
温泉に入る場合は案内人から割引券がもらえます。温泉に入らない場合でも、休憩・飲食所や特産品販売コーナーは利用可能。疲れた体を天然温泉でさっぱりと洗い流すことができるなんて、素敵なご褒美!「子宝の湯」からホームに直結した通路があるため、帰りもスムーズ。

 

レトロなデザインがかわいい長良川鉄道に乗って帰ります。
 
長良川鉄道「郡上八幡駅」からスタートした、岐阜県郡上市の長良川サイクルクルーズはいかがでしたでしょうか? 長良川沿いの知られざる道を走って絶景を望んだり、レトロな長良川鉄道やおいしいスイーツを満喫して大満足な1日でした。走行距離は約22km。大自然の中で川の雄大さや鳥のさえずりなどをゆったり堪能できるツアーです。休日のリフレッシュにぜひ参加してみてください!

 
 
 

今回参加したツアーはこちら
 

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