喫茶・食堂×民宿×スポーツ。進化を遂げる円頓寺商店街の「なごのや」「那古野ハウス」へ

名古屋駅と名古屋城のほぼ中間に位置する円頓寺商店街。下町の雰囲気を残しながら、最近では新店が続々とオープンしている注目スポットです!毎年7月には「円頓寺七夕祭り」、10月には「円頓寺秋のパリ祭」など、老若男女問わずイベントもたくさん行われています。
 
地元の人だけでなく、海外からの観光客の姿もよく見られるようになり、ますます盛り上がる円頓寺商店街。その中でもゲストハウスを併設し、さまざまな人の交流拠点となっている「なごのや」と「那古野ハウス」へHIROBAくんと遊びに行ってみました!
 

もくじ

「喫茶、食堂、民宿。なごのや」

 


約80年前から老舗喫茶として地元の人に親しまれてきた「西アサヒ」。2015年にリノベーションし、新しい形のカフェ・レストラン&ゲストハウス「喫茶、食堂、民宿。西アサヒ」へと生まれ変わりました。2018年4月からは「なごのや」と屋号を変更。1階はカフェ・レストラン、2階がゲストハウスになっています。
 

名物「タマゴサンド」と「なごのやブレンド」

 

早速、1階にあるカフェ・レストランでひと息。オリジナルブレンドの「なごのやブレンド」と「タマゴサンド」をいただきます!西アサヒ時代からファンの多いタマゴサンド。幾度も試行錯誤を重ね、西アサヒに通っていた地元の人たちに試食してもらい、幅広い人に愛される味を再現。数十年ぶりにお店へ訪れた人にも、昔に味わったタマゴサンドを思い出し喜んでもらえたとのこと。
 
なごのやブレンドは、「老舗・ハイカラ・煮出しコーヒー」という西アサヒを連想するキーワードからイメージしたオリジナルブレンド。日進市でコーヒー豆焙煎や卸をしている「Beans Bitou」の新鮮な豆を使用しています。

 

厚みのある卵は、ふわふわで食べ応え抜群!
HIROBAくん:「変わらない味があるって、いいものだね!」
 
2階にはゲストハウスがあり、海外からの観光客にもよく利用されています。

 

和室には、なんと甲冑が!近くで見ると迫力があります。

 

HIROBAくん:「こんなところに天狗が!?」
甲冑の近くで引き戸の上を見ると…ハンガーラックかと思いきや天狗の飾りを発見。改装
前のまま残っているものだそうで、よく見ないと気付かないさりげなさがかわいい!
 
お店の前にはレンタサイクルが置いてあります。宿泊する人が、名古屋の街を気軽に周れるようにするためのおもてなし。電車移動をするよりも気軽に街を観光できます。

 

 
 
 

「Bouldering House KNOT ボルダリングハウス ノット」

 


続いて訪れたのは「なごのや」から徒歩1分ほどの場所にある「那古野ハウス」。ゲストハウスとボルダリングジムを併設した体験型複合施設です。「なごのや」の別館として2018年3月にオープン。1階の「ボルダリングハウスノット」は、元々は電気店として営業していた旧サカエ堂をリノベーション。築50年ほどの木造建築を改装し、クライミングウォールを設置しました。

 

ボルダリングをもっと身近に感じてもらいたいと語るオーナーの須澤さん。ガラス越しに中の様子が伺えるつくりになっていて、入りやすい雰囲気。仕事終わりの運動不足解消にもぴったりです。
 

初心者にも挑戦しやすい、ボルダリング

 

クライミングウォールには、ひらがなの指示が。数字にするよりもひらがなにすることによってレベルを感じにくくなり、初心者の人にも登りやすいからなのだそう。
また、壁についている無数のホールドは、3ヶ月に1度総入れ替え。新しいルートができるたび、常連さんも新鮮な気持ちで楽しめます。

 

HIROBAくん:「お~大変そうだね!ぼくも登れるかな?」
 
ボルダリングに初挑戦!コツは腕を伸ばして、足にしっかりと体重をのせること。腕を伸ばさないと常に懸垂をしている状態となり、腕に負担がかかります。最後のホールドまでたどり着いたときは、次のステップに行きたいという挑戦心が沸々と湧きました。リピーターとして通いたくなりますね!

 

 
 
 

さまざまな人との交流の場として活気に満ち溢れている「なごのや」と「那古野ハウス」。現在進行形で変化し続ける円頓寺商店街のこれからに期待です!
(文:壁谷雪乃)

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