いきものの沼

哺乳類、鳥類、魚類など、いきものの愛すべき?驚くべき?ユニークな生態を紹介。

写真提供:鳥羽水族館
 
水中を優雅にゆらゆらと漂っているイメージのイカですが、実はとても速いスピードで、水中を泳ぎ回るような生活しています。なんと水中での最高遊泳速度は時速40km以上!そのスピードはウサイン・ボルトの持つ100m走の世界記録に匹敵するほどです。このような高負荷の運動を続けるには、大量の酸素が必要。イカは、酸素を効率的に身体中に供給するためにメインの心臓とそれを補助する、鰓心臓(えらしんぞう)と呼ばれる2つの心臓を持っています。3つの心臓を駆使することで、水中をとんでもない速さで泳ぐことを可能にしているのです。
 
写真提供:鳥羽水族館
 
実はイカは魚のように鱗がないので傷や水温変化に非常に弱く、捕獲や運搬にはとても気を使います。漁師さんから分けてもらうアオリイカは、網によって体に傷がついていることが多いので、現在は鳥羽水族館で飼育されているアオリイカのほとんどが、なんと、飼育員さんが自ら船に乗って釣ってきたもの。一匹一匹を丁寧に釣りあげ、傷つかないように細心の注意を払って水族館まで搬入しているので、鳥羽水族館のアオリイカたちは今日も美しい姿で泳ぎ回っています。
 
その他の特徴:カメレオンのように体の色を周囲の環境に合わせて変化させることができ、巧みに体をカモフラージュすることで敵の目を逃れています。
 

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