いきものの沼

哺乳類、鳥類、魚類など、いきものの愛すべき?驚くべき?ユニークな生態を紹介。

写真提供:名古屋港水族館
 
危険を察知すると体を大きく膨らませて針のような棘を立ち上げ、敵を威嚇するハリセンボン。この棘は、成長するにつれウロコが徐々に針状へと変化したものです。
 
ハリセンボンというからには棘が1000本あるのかと思いきや、実際の数は300~400本ほど。その昔、たくさんの棘のある外見からハリセンボンと名付けたと言われています。確かに1000本ありそうな迫力ですね!ちなみに英名は「Porcupine fish」で、直訳すると「ヤマアラシの魚」。ヤマアラシのようにたくさんの棘を持つことに由来しています。
 
そんな攻撃的な見た目のハリセンボンですが、一度膨らむとその丸さゆえ泳ぎにくくなってしまい、トゲトゲになったはいいものの、潮の流れに逆らえないんです…。すっと元に戻るときもあれば、少し時間がかかるときもあります。
 
そんな意外な一面を持つハリセンボンが、針を立てていない時の姿がこちら。
 
写真提供:名古屋港水族館
 
黒目が大きく、どことなく口元に微笑を浮かべているようなユニークな顔。棘を立ち上げている時とは打って変わって、かわいいですね!
 
ハリセンボンの中には、人の手からエサを食べる人懐っこい個体も。名古屋港水族館のサンゴ礁大水槽にいるハリセンボンもその一匹です。飼育員さんがエサを持って近づくと、すごい勢いで寄ってきて、手に持っているエサを“パクリ”。2日に1回エサやりタイムがあるので、運がよければその愛らしい姿を目にすることができます。
 
エサやりの様子はこちら↓↓
【名古屋港水族館】ハリセンボンのエサやり
https://youtu.be/5wxvOH5w_8M/

 
その他の特徴:上アゴと下アゴに1つずつ頑丈な歯を持っているため、カニなど甲殻類の硬い殻でも噛み砕いて食べることができます。
 

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