体験

「しょく」=食、職、触。触れることの魅力を伝える、編集メンバーの体験記事。

“せとものの街”として有名な愛知県瀬戸市。2020年6月、陶磁器産業の発展とともに栄えた「せと銀座通り商店街」に陶芸が身近に楽しめる場所「CONERU nendo shop&space」がオープン!店内ではワークショップスペースで気軽に陶芸が体験できるほか、自宅のオーブンで焼成することができる「オーブン陶芸粘土」を販売しています。
さっそく、CONERUのワークショップに参加し、陶芸を体験してきました。
 

 
良質な陶土の産出地でもある瀬戸市で、陶土の価値をたくさんの人に知ってほしい、またオーブンで焼成できる粘土で、窯がなくても誰でも気軽に陶芸を楽しんでほしい。そんな願いが詰まったCONERU。陶芸作品を制作したい人向けに「シェア陶芸スペース」としても活用できるそうです。
 

 

 
ワークショップで手順を教えてくれたのはCONERUスタッフの中山菜月さん。工程も使う道具もとてもシンプルで、子どもでも1人で作れます。作業の前にプリントにあるQRコードを読み込んで制作動画が見られるのもイメージが湧いてうれしい!
 

 
オーブン陶芸粘土で使う道具は、写真左上からたたら板、のし棒、ヘラ、カキベラの4つ。職人が手づくりしたのだそうで、手に馴染みやすく、木のあたたかみにあふれています。
 
今回は1種類の粘土で作るスタンダードな豆皿のほか、2種類の粘土を組み合わせた練り込み風豆皿の2つを制作します。
 

“たたら板”で粘土を均等な厚みに

 

 
粘土を選んだら、木の粘土板に“たたら板”と呼ばれる細長い板を置き、のし棒で粘土の厚みが均等になるように伸ばします。厚みを均等にすることで、ムラなく乾燥させることができるそう。使用する「オーブン陶芸粘土」は油粘土や紙粘土より固くて乾きやすいので、適度に霧吹きで湿らせるのがポイント!
 

 
粘土を均等な厚みに伸ばしたら、豆皿の型となる皿を乗せ、ヘラで端を1cm残しながらカット。この1cmの幅は、後の工程で豆皿のふちとなります。
 

 
だんだんと豆皿の形になっていくのが楽しい!
 

市松模様がおしゃれな“練り込み”

 

 
一方、2種類の粘土を組み合わせる豆皿は、“練り込み”と呼ばれる手法をワークショップ用にアレンジして簡単に仕上げます。2種それぞれの粘土を100円玉くらいの大きさに丸めて交互に並べます。その後、たたら板ですき間を埋めるようにギュッとまとめ、のし棒で平らに成型。
 

 
仕上げに、ふちを立ち上げて形を整えます。2種類の粘土にすき間ができると割れてしまうこともあるので慎重に。練り込みのお皿がこんなに簡単に作れるなんて感動です!
 

 
豆皿には爪楊枝で自由にデザインしたり、用意されたスタンプを押して模様を作ったり。ここまで制作したあとは、自宅で1週間ほど乾燥させてから、160~180℃のオーブンで約30分~1時間焼いてできあがりです。どんな焼き上がりになるのか待ちきれません!
 

 
店内にはオーブン陶芸粘土が自宅で手軽に楽しめる道具とセットになった「きほんのセット」も販売(3,980円~)。4色の粘土から好きな色を2色、組み合わせて購入できます。
 
おうちで簡単にオリジナルアイテムが作れるオーブン陶芸粘土。まずはワークショップに参加して、陶芸の魅力に触れてみてはいかがでしょう。

 
 
(文:壁谷雪乃)
 
 

SHARE

  • Facebook
  • Twitter
pagetop