水上から名古屋の風景を眺める船旅へ!中川運河~名古屋港を巡る「クルーズ名古屋」

中川運河から名古屋港・金城ふ頭までを運航する「クルーズ名古屋」。名古屋駅から近いささしまライブにも乗船場があり、レゴランド®・ジャパンや名古屋港水族館、ららぽーとなどの人気スポットにも水上バスで行けるって知っていましたか?

 
ぽかぽか陽気のこの時期、春のおでかけにはぴったり。HIROBAくんと一緒に、水上バスで名古屋を楽しむ船旅に出かけてきました!
 

もくじ

「ささしまライブ」の乗船場から出発

 

名古屋港と都心を結ぶ輸送路として、名古屋の産業発展を支えてきた中川運河。現在はボートなどの水上スポーツにも活用されています。
 
乗船場があるのは、「ささしまライブ」「キャナルリゾート」「みなとアクルス」「ガーデンふ頭」「金城ふ頭」。土日祝日を中心に運航していて、便によって停まる乗船場は異なります。この日は、ささしまライブから乗船。

HIROBAくん:「カラフルな色使いでかわいい水上バスだね!」
 

船内での音声ガイドは、名古屋市出身でSKE48の中心メンバーである高柳明音さんの声。各所で見どころを紹介してくれます。
 
クルーズ名古屋の航路には、シャッターチャンスがいっぱい。まず見えてくるのは、名古屋駅のビル群です。水上から眺めると、景色の見え方もいつもと変わってきます。
 

運河沿いには、昭和の面影が残る倉庫の数々が。運河にせり出すように建っているのは、クレーンの跡です。
 

運河側にある扉は、船へ荷物を出し入れしやすくするためのもの。運河側に扉がない倉庫は、近年にできた倉庫なんだそう。
 

中川運河にはいくつもの橋が架かり、下をくぐることができます。また、金城ふ頭方面からささしまライブ方面へ向かう水上バスとすれ違うことも。

HIROBAくん:「みんな、窓越しに手を振ってくれたよ!」
 

「みなとアクルス」~「ガーデンふ頭」エリアへ

 

みなとアクルス乗船場は、東海3県初のららぽーとができたことで注目のエリア。ららぽーとのほかにもスポーツ施設などがあり、にぎわいに溢れています。クルージングを楽しみながら、ららぽーとへショッピングに行くのもいいですね!
 

水上バスは、中川運河を抜けてもうすぐ名古屋港へ。すると現れたのは「中川口通船門」。ここでは、ある貴重な体験ができるんだそう!
 
名古屋港は中川運河より水位が高く、最大で約2.4mの水位差があります。この水位差を調節してくれるのが中川口通船門です。
水門で仕切られた閘室(こうしつ)に水上バスが入ると、閘室内に水が流入して徐々に水位が上昇。閘室内が名古屋港と同じ水位になったら、名古屋港側の水門が開きます。これは、パナマ運河と同じ仕組みなんだとか!

HIROBAくん:「水位が上がると景色の見え方も変わるね!」
 

中川口通船門を通ると、名古屋港水族館やシートレインランドがあるガーデンふ頭へ。シートレインランドの観覧車が間近に見えます。
 

この日は、ガーデンふ頭で乗り換えがある便。54人乗りの大きな水上バスに乗って、金城ふ頭を目指します。

HIROBAくん:「こっちの水上バスもかわいい!」
 

名古屋港に出るといっきに景色が開けて、中川運河とはまた違った雰囲気。大型船が停泊している様子や、ダイナミックに海を行き交う姿が見られます。
 

名港トリトンをくぐって「金城ふ頭」に到着

 

金城ふ頭に近づくと見えてくるのが、伊勢湾岸自動車道に架かる「名港トリトン」。青色の「名港東大橋」、白色の「名港中央大橋」、赤色の「名港西大橋」から成る、写真映えスポットです。下から眺めると大迫力!
 
金城ふ頭には、「レゴランド®・ジャパン」「メイカーズ ピア」「リニア・鉄道館」などの観光施設が集まっています。人気スポットまで効率よく移動できて、水上バスで名古屋観光をしてみるのも新鮮な体験になりそう。
 
県外から訪れる人にとっては、名古屋観光をもっと楽しくしてくれる移動手段に。地元に住んでいる人にとっては、いつもと違った名古屋を発見できる時間に。週末のショートトリップを「クルーズ名古屋」で楽しんでみて!
 

(文:齊藤美幸)
 
 
 

 
 
 

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