「ものづくり」の背景にあるストーリーを紹介。作り手の想いやこだわりに迫ります。 アウトドアインタビュー岡崎市愛知


前編はこちら→キャンプはもちろん、自宅で気軽にアウトドア気分!コンパクトコンロ【can+ro】前編
 
キャンプだけでなく、おうちでアウトドア気分を楽しむアイテムとして活躍しそうなコンパクトコンロ「can+ro(キャンロ)」。幻想的な光が楽しめるのでインテリアアイテムとしても注目のグッズです。
 
前編では、商品を開発した岡崎市の板金加工会社アイザワで、誕生エピソードや魅力をお伺いしました。後編ではキャンロがつくられている工場内を見学します。
 
 

板金加工の技術を11cmに込めて

 
5年前に建ったアイザワの工場内はとても明るく、従業員の割合は女性が多いのだとか。そんなアイザワの特徴は何といっても設計から加工、塗装、組み立て、検査まですべて自社で行う“一貫生産”です。
 


↑まずは設計図がプログラミングされたレーザー機械で切断。キャンロは生産時、1日で約200個できあがるそう。「最大2,000個まで生産できる設備が整っています。もっと出荷数が増やせるようPRしていきたいですね」と代表取締役の相澤さん。
 
続いては曲げ加工。こちらはすべて手作業で行われています。
 



↑底からの側面が立ち上がる部分に曲げ技術が生かされています。接続部品を使用せず、側面2面の間に差し込まれた仕様のハネのスムーズな動きは、この曲げの精度が重要!
 
アイザワで扱う他製品や、キャンロを含むオリジナルブランド「+MANIA(プラスマニア)」の新製品では、この後、溶接・塗装・印刷作業などを行っていきます。
 
最後の組み立ても、すべて手作業で行われています。組み立てを行うのはプラスマニアの開発メンバーの太田さん。HPやパンフレットの制作も手掛けているそう。
 

↑この時組み立てていたのはプラスマニアの新製品!後ほどご紹介します。
 
 

インテリアに馴染みやすいスタイリッシュなデザイン

 
光が美しく、インテリアアイテムとしてもおしゃれなキャンロ。窓のデザインは、したたり落ちる水滴をイメージした「DROPS」、月の満ち欠けを表現した「MOON」、四つ葉を模した「CLOVER」、川の流れを彷彿とさせる「RIVER」、日の出・日の入りをモチーフにした「SUN」の全5種類。
 

↑人気No.1の「RIVER」(左)、放射状の光がはっきり映る「CLOVER」(奥)、光が大きく広がる「SUN」(右)。
 
2020年12月25日には、プラスマニアの新製品「hi+bachi(ヒバチ)」をリリース。その名の通り「火鉢」。自宅で手軽に使えるよう、着火が簡単で後始末もラクチンです。
 

↑ヒバチはマットなグレーとベージュの2色展開。先ほどの組み立て現場で見たピンクは、限定色だそう!
 

↑「火をいじる楽しさ」を味わってほしいと相澤さん。1人で火を見つめて静かに過ごすのもいいし、ヒバチを囲んで家族団らんの時間を過ごすのもよさそうです!

 
 

時代に合わせてフィールドを広げていく

 
まだまだ駆け出しのプラスマニア。ラインナップを増やしていくため、製品開発に挑戦していきたいといいます。
 


↑遠く中国からも「プラスマニアの商品を取り扱いたい」と連絡が来たそう!
 
「コロナウイルスの影響でおうち時間が増えたり、キャンプの形も変わってきています。そして今はもう、SNSなどを通せば、誰しもがお客さまになりうる時代。そういったニーズや転がっているチャンスを逃さないよう、自分で発想したりお客さんの声をもとに製品をつくりあげ、もっともっとフィールドを広げていきたいです」。
 
遊び心満載ながら非常時にも役立つ、キャンロをはじめとしたプラスマニアの製品。もしかしたら、“一家に一台プラスマニア”の時代が来るかもしれませんね。
 
 
(写真:岩瀬有奈 文:佐藤奈央)

 
 

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