いきものおもしろ雑学vol.17 魚を俊敏にキャッチ!猫なのに水かきの付いた前足で漁をする「スナドリネコ」

提供写真:鳥羽水族館

 

ユニークな森の仲間たちのほのぼのした日常を描くアニメ「ぼのぼの」に主要キャラクターとして登場する「スナドリネコさん」。「昼寝ばかりしているけど物知り」というキャラクターですが、そのモチーフとなったスナドリネコは、実はとっても俊敏!猫なのに水に入って魚を捕ることもあるため、その発達した前足には、なんと水かきがついているんです!

 
もともと低地の湿地帯や沼地、河川の周辺など水の豊かな地域に生息し、水中の魚を餌とするため水かきが発達したんだとか。ペットの猫とは異なり、ネコ科の中でも非常に珍しい生態なんだそうです。
 
水辺の岩の上や岸辺にひそみ、水に飛び込んで前足で魚をキャッチ!その「漁(スナド)る」とも読める「漁」が得意なことから「スナドリネコ」と名付けられたと言われています。
 

提供写真:鳥羽水族館
スナドリネコは水族館でも人気者!三重県鳥羽市にある鳥羽水族館では、2015年3月にオープンした「奇跡の森」でオスのサニーとメスのパールを見ることができます。
 
また、鳥羽水族館のYoutubeチャンネルでは、スナドリネコの「漁(すなど)り」シーンを公開。鋭い視線で獲物を定め、野性味あふれる素早さで獲物をがぶり!キョロキョロと魚を探すおちゃめな姿にも注目です!
 
https://www.youtube.com/watch?v=01UCd9OSxHw&t=1s

 

 

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