キャラクター「HIROBAくん」と一緒に、NEWスポットや話題のスポットに潜入。 おでかけ愛知犬山市

 

広々とした敷地内に明治建築を保存展示する野外博物館として、明治の文化やSLの体験乗車などが楽しめる犬山市の「博物館明治村」。明治村北口の入村口よりすぐ近くの場所にはフランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテル中央玄関部分が移築されていますが、帝国ホテルは2021年度のNHK大河ドラマの主役・渋沢栄一が設立発起人の一人となって開業したということで話題に!

 

村内の「明治体験処 ハイカラ衣装館」で明治時代風の袴衣装をレンタルして散策するのも趣たっぷり。衣装を身にまとえば気分はまるで明治時代のハイカラさん!今回は、話題の帝国ホテルを中心に、明治村のレトロな近代建築をHIROBAくんと袴姿で楽しんできました。

 

※記事作成のため、特別にモデルはマスクを外しています。展示建造物内の見学などではマスク着用を。

 

▼もくじ
・「ハイカラ衣装館」で明治時代風の女学生に変身
・1丁目「三重県庁舎」「西郷從道邸」
・渋沢栄一と縁の深い5丁目「帝国ホテル中央玄関」
・美しく荘厳な「聖ザビエル天主堂」
・人気撮影スポット!「日本赤十字社中央病院 病棟」
・新メニュー登場「食道楽のカフェ」
・北里柴三郎が建てた「北里研究所本館・医学館」

「散策コース」を利用して、明治時代のハイカラさん気分に

 

 

まずは2丁目にある「明治体験処 ハイカラ衣装館」へ。明治時代風のドレスやフロックコート、矢絣・袴姿の衣装がレンタルできます。

※現在は新型コロナウイルス流行の影響で、女性用の女学生衣装と男性用の書生服のみ。

 

衣装に着替えて気軽に撮影が楽しめる「記念撮影コース」(1人1着800円・5分間)と村内を散策できる「散策コース」(1人1着3,500円、1日先着10人※雨天中止)があり、今回は「散策コース」で楽しむことに。明治村・広報の反端一也さんによると、「週末は早々に定員になることも。散策コースはハイカラ衣装館がオープンしてからお早めに受付いただくのがおすすめです!」とのこと。

 

↑ハイカラ衣装館内の撮影コーナー。
※雨天時に「記念撮影コース」で撮影する際に利用できます

 

明治の女学生気分が高まったところで、村内散策にレッツゴ~!

1丁目「三重県庁舎」「西郷從道邸」へ

 

 

西郷從道邸は西郷隆盛の弟・西郷從道が建てた本格的な洋館で、接客の場に使われていました。フランス人建築家のレスカスの設計とされています。

 

ぜひ参加しておきたいのが、建物無料ガイド※。ガイドに参加しないと上がれない2階に案内してもらえて西郷從道邸の見どころの解説が聞けます!

 

※10:40、11:00、11:20、11:40、12:40、13:00、13:20、13:40、14:00、14:20、★14:40、★15:00(★土日祝のみ)に現地で参加可(参加人数各回約10名、所要時間約20分間)

 


ベランダからは聖ヨハネ教会堂が見渡せ、絶景!

 


次は三重県庁舎へ。

三重県庁舎は、1879(明治12)年に建てられた当時の典型的な官庁建築。県庁だった建物ですが、撮り方によって貴族のお屋敷のような写真も…♡

 

2階ベランダは人気の撮影スポット!

 

1階の外廊下ではこんなノスタルジックなショットも。三重県庁舎内ではほかにも雰囲気のある写真が撮れる場所がいろいろあるので探してみて。

 

村営バスで5丁目「帝国ホテル」へ。
 

三重県庁舎前のバス停から村営バスで、5丁目の帝国ホテル中央玄関へ。のりもの一日券(中学生以上1,300円、小学生800円)があると、村営バスのほか、蒸気機関車や京都市電まで乗り放題!村内を効率よく巡ることができます。

 

渋沢栄一と縁が深い「帝国ホテル中央玄関」

 

大河ドラマの主役・渋沢栄一が創業に携わったことで注目を浴びている「帝国ホテル」。20世紀建築界の巨匠、フランク・ロイド・ライトによって設計され、「帝国ホテル中央玄関目当てに明治村に来た」という建築ファンも多いそうです。

 

1923(大正12)年に建てられた旧帝国ホテル本館(ライト館)。明治村に移築されたのは中央玄関部です。メインロビーの中央部分は3階までの吹き抜けになっていて、開放的な雰囲気。外光を巧みに取り入れたライトならではの設計技法に圧倒されます。

 

吹き抜けの四隅にはスクラッチタイル、テラコッタ、大谷石で構成された照明を兼ねた柱“光の籠柱(かごばしら)”が。ほかにも、あちこちに施された彫刻に差し込む外光の陰影が、厳かな雰囲気を醸し出します。

 

大谷石に刻まれた幾何学模様の彫刻も見ごたえたっぷり!

当時このホテルを利用した賓客たちに思いを馳せつつ、次は村営バスで5丁目「聖ザビエル天主堂」に向かいます。帝国ホテル中央玄関からは、歩いてもすぐですが、村営バスに乗る人は「金沢監獄正門」バス停で降りるのがおすすめです。

 

美しく荘厳な「聖ザビエル天主堂」

 

1890(明治23)年、キリスト教の伝道に務めたフランシスコ・ザビエルを記念して京都に献堂された聖ザビエル天主堂。典型的なゴシック建築によるカトリック教会堂で、総ケヤキの列柱の迫力と、色ガラスに模様を描いたステンドグラスの美しさに圧倒されます!

 


教会といえばウエディングドレスなど洋装が似合いそうですが、実は袴姿にもピッタリ。

 


次に向かうのは、反端さんも「私たちもビックリしています」と語る、隠れた人気撮影スポットです。

 

隠れた人気撮影スポットは、廊下…!?

 

写真好きに人気の撮影スポットが「日本赤十字社中央病院 病棟」の廊下。「私たちもSNSの盛り上がりを知って、ちょっとビックリしています」と反端さんも戸惑うほど!

 

撮ってみると人気の理由に納得!
長い廊下と続くガラス窓、木製の廊下の色合いがまるで映画のワンシーンのよう!

 

何気ない仕草も絵になります。

 

そろそろ、お腹がすいてきました。「なんだか甘くていい匂いがする~」とHIROBAくん。ちょっと行ってみましょう!

 

数量限定販売!13年ぶりの新メニュー

 

やってきたのは日本赤十字社中央病院 病棟からすぐの「食道楽のカフェ」横。おいしそうな匂いの正体は…

 

「HIROBAく~ん!文明開化のあんパンです。どうぞ召し上がれ」と持ってきてくれたのは、明治村の飲食担当・古橋泰明さん。普段は丸いままでの提供ですが、特別にHIROBAくんが食べやすいようにカットしてくれました。当時の庶民の間で人気を博した“あんぱん”のレシピを参考に、春日井市の人気ベーカリー「いっぽ2」との共同開発で生まれた、明治村渾身の食べ歩きグルメです。明治時代のグルメをアレンジしたオリジナル商品としては、なんと13年ぶりの新メニュー!

 

小ぶりなパンですが、食べごたえバッチリ。粒あんは控えめな甘さ。天然酵母の酒種を使っているというパン生地は、とっても風味豊かです。
↑文明開化のあんパン300円(1日各回30個限定) 

この日はなんと焼き上がりから10分で売り切れ!平日は13時、土日祝は11時と13時の販売。絶対食べたい!という人は販売時間より少し早めにスタンバイしておきましょう。

 

さて、いよいよ袴姿で巡る明治村の旅も終盤。最後に渋沢栄一と意外なつながりのある人物の建物へ行ってみましょう。

北里柴三郎が建てた「北里研究所本館・医学館」

のりもの一日券を持っているHIROBAくんたちは、食道楽のカフェからすぐの「無声堂」バス停から村営バスに乗り、「京都七条」で下車。歩いても行ける距離なので、のんびり散策しながら行くのもおすすめです。

 


京都市電のりばからすぐの坂道を登った先にあるのが、1915(大正4)年に建てられた「北里研究所本館・医学館」。ドラマのロケ地としてもよく使われる建物なので「あのドラマで見た!」という人も多いのでは?

 


渋沢栄一と北里柴三郎、実は2024年度に刷新される紙幣の肖像画という共通点が!

 


ドイツのバロック風建築を基調とした洋風建築。大きな窓から差し込む光がとってもきれいで心地いい!

 


当時は研究室が北側にあり、南側には廊下が設けられていました。これは当時、窓からの光の影響を受けやすい顕微鏡研究に配慮されたレイアウトなのだとか。

 


2階実験室はダークブラウンの色調に実験用の机や蛇口など、ほかの建築とはひと味違う写真が撮影できます。

 

みなさんもぜひ明治時代のハイカラさんになりきって、レトロな旅を満喫してみてくださいね!

 


(文:矢野裕子)

 

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