2021年2月、愛知県長久手市にあるイオンモール長久手内にオープンした「パパパフェ」。フレッシュなフルーツをふんだんに使っていながらも、お手頃に贅沢パフェを味わうことができます。実は、名古屋で人気の“あるお店”が、まさかの新業態で出店したということでも話題!写真映えするパフェと、味のあるお店ロゴやシックな外観とのギャップのヒミツについてもご紹介します。
イオンモール長久手1階にオープン
ブラックでまとめられた外観と達筆な「パパ」のロゴが印象的。一見だとパフェ店とは思えない店構えに驚きます。
実はこのパパパフェ、なんのお店の新業態なのかというと、名古屋で人気のラーメン店「からみそラーメンふくろう」なんです!でも、なぜラーメン店がパフェを…?
↑店内でカットしたフルーツを贅沢に盛り付けたパフェ。レギュラーサイズ450円~とお手頃な値段も人気の秘訣です。
ふくろうを手がけるパッシオーネの佐藤智雄社長は、もともとふくろうオープン前から、いつかおいしいパフェを提供できるカフェを営みたいと考えていたとのこと。イオンからは最初ラーメン店としての出店オファーがあったといいますが、かなりコンパクトな店舗であったことなどの条件も踏まえて「ラーメンではないお店で挑みたい」と考え、パフェ専門店として踏み出したそう!
全国各地から選りすぐりのフルーツを
↑パッシオーネの専務兼、パパパフェ店長の富田美雪さんが、新鮮でおいしいフルーツを自ら買い付けに行っています。
「イオンモール長久手は生鮮品売り場の果物コーナーもかなり充実しているので、この地域はフルーツ好きな人が多いのではと思ったんです」。フルーツに舌の肥えたお客さんにも満足してもらえるよう、丁寧に素材選びをしているのだそう。
↑フルーツはすべて店内でカッティング。フレッシュな味わいをそのままに提供しています。
「写真映えするパフェはたくさんありますが、味と値段まで安心できるところは意外と少ない。もちろん見た目の華やかさも大切にしながら、本当においしいものを喜んで食べてもらうために、なるべく手頃な値段でお届けしたいというのが一番の思いです」。
贅沢&お手頃なパフェのラインナップ
常時5~6種類くらいのパフェがラインナップするなか、1番人気のメニューがこちら。
↑「生フルーツミックスパフェ」レギュラー 500円(税込み)。
イチゴやリンゴ、ブドウにドラゴンフルーツなど季節ごとに旬材を入れ替えながら9~10種のフルーツをトッピングしています。これでワンコインとはお財布も大喜び…!
「生フルーツミックスパフェ」は男性人気も高く、トッピングサイズとフルーツの量が約2倍になるグランデサイズを注文するお客さんも多いのだとか!シックな外観には「スイーツ好きな男性が気軽に立ち寄れるように」との思いもあるそうで、願い通りスイーツ男子の心をガッチリとつかんでいます。
↑もちろんフルーツが魅力のパフェですが、「特製のソフトクリームも自慢なんですよ」と富田さん。
納得いくまで牛乳の配合量を調整し、何度も試作を繰り返したというソフトクリーム。コクがありながらももたつかず、どんなフルーツにも合う程よい甘さに。ソフトクリームだけでも販売しています。
↑「メロンミックスパフェ」レギュラー600円(税込み)。
こちらは赤、白、緑と3種類のメロンがゴロゴロと盛られた季節限定のメニュー。この日は熊本県産のジューシーなメロンを使用。
店名の「パパパフェ」は「休日にパパが作る豪華なパフェ」というコンセプトのもとに付けられたそうで、まさにパパが作ったような豪快で贅沢な一品に仕上がっています。
カップの底までフルーツ尽くし!
パフェというと、一般的にはコーンフレークなどが敷き詰められているものが多いのですが、パパパフェではなんと底にもフルーツがたっぷり!
全品共通でキウイ、バナナ、パイナップルをイン。その上に、フルーツの味わいを邪魔しない優しい甘さの特製パンナコッタと、食感の違いが楽しめるクランチを入れています。最後までフルーツ尽くしで、大満足すること間違いなし!
↑思わず笑みがこぼれてしまうほど、惜しみなく盛られたフルーツ。
ほかにも、夏季限定でスイカや台湾パインなどのパフェが揃っています。富田さんイチオシのフルーツを新鮮なうちに味わってもらえるようにと、一日だけの限定メニューやスポット的に登場するメニューもあるのだとか!
今日は何のメニューがあるのかな?とワクワク感を持ちながら、お財布に優しい贅沢パフェを味わってみて。
【編集部のメモ】
イオンモールの中にあるので、お買い物ついでに立ち寄って、気軽においしいパフェを楽しむのにぴったり!今後はさらに多くのお客さんに笑顔を届けるため、パフェメニューとふくろうのラーメンを提供するキッチンカーにも挑戦していくとのこと。人気のラーメンとフルーツいっぱいのパフェを一緒に楽しめるなんて、うれしさ倍増です!
(文:佐藤奈央)