三重県津市の住宅街にありながら、朝からひっきりなしにお客さんが訪れるカステラ専門店「DE CARNERO CASTE(デ カルネロ カステ)」。東京と大阪にも店舗があり、本店はこちらの津市。人気は、アーティストがデザインした焼印を1つひとつ丁寧に押した看板商品の「羊のカスティーリャ」です。
「アートとお菓子の融合」をテーマにしたという、こちらのカステラ。どのように作られているのか…さっそく工房を併設している店舗に行ってみました!
バリエーションも揃う焼印デザイン
店舗ではテイクアウトのみ。工房でカステラを作っている様子を窓越しに眺めることができます。
看板商品の「羊のカスティーリャ」。アーティストの絵が描かれているパッケージも、とってもかわいい!
正方形のカステラが6個で1セットになり、味はプレーン、チョコ、抹茶とあんこ、スパイスの定番に加えて、季節限定のカステラも登場。焼印の絵柄は何種類かあり、予約すると好きな絵柄が選べます。オリジナルの焼印をオーダーすることもでき、お祝いのプレゼントや結婚式の引出物などにも重宝されるそう。
焼印のかわいさはさることながら、食品添加物などを一切使わず、厳選した素材による味わいも人気の秘訣。三重県産の小麦粉・あやひかりを使用し、程よくもっちりとした食感に。鈴鹿山麓の養鶏場で鈴鹿米を食べて育ったにわとりの卵は、色も味わいも濃厚です。
隣の工房からは、カステラのいい香りがふ~んわり!手作業による製造風景も見させていただきました。
工房で1つひとつ丁寧に手作り
工房と仕切られた壁にもアーティストの絵やお店のアイコンでもある羊の小物が飾られていて、至るところがかわいい!
中に入ると、ちょうどオーブンでカステラを焼いているところです。
気泡を取り除く「泡切り」の作業。3回行うことで、なめらかな表面に。
蒸焼きにして、こんがりきれいな焼き色に!
粗熱をとったら、カットして、1つひとつ丁寧に焼印が押されていきます。
作業場にはたくさんの種類の焼印が置かれていました!
店頭ではカステラのほかに、「あげパン」も人気!
もっちり食感が人気の「あげパン」は夕方には売り切れてしまうそうなので、早めの来店がおすすめです。そして、こちらの「あげパン」や看板商品のカステラも味わえるカフェが隣の建物で2022年10月21日にオープン。そちらも覗いてきました。
新オープンのカフェではパフェも!
階段を上がった2階に入口のあるカフェ。大きなカウンター席が開放的な空間です。
こちらで味わえるのは、コーヒーやほうじ茶、自家製シロップのソーダなどのドリンクに加えて、栗のロールケーキやパフェ、カステラ、スコーン、あげパンなどのスイーツメニュー。テイクアウトで人気のあげパン、揚げたてが味わえるのはカフェならでは!
カステラを買いがてら、隣のカフェでゆったり過ごせるのもうれしさ倍増です。
(文:広瀬良子)
住所 | 三重県津市長岡町3060-1 |
営業時間 | 11:00~18:00 |
駐車場 | あり |
アクセス | 伊勢自動車道津ICより車で5分 JR・近鉄「津」駅西口より「津西ハイタウン」行きのバスに乗り「緑の街」停で下車 |
TEL | 059-253-3333 |