イベント伏見名古屋

フランソワ・ポンポン展

シンプルで丸みをおびた魅力的な動物彫刻の数々を生み出した、フランスの彫刻家フランソワ・ポンポン。「シロクマ」などの代表作を含む約90点もの作品とともに、ポンポンの生涯と作風の変遷をたどる日本初の回顧展が、9月18日(土)から11月14日(日)まで名古屋市美術館で開催されます。

鳩を抱くポンポン
↑「鳩を抱くポンポン」写真
撮影年不詳、群馬県立館林美術館蔵 

国内外のポンポンの代表作に出会える!

20世紀の動物彫刻の分野で多大なる功績を残したポンポン。ロダンをはじめとする有力彫刻家たちの下彫り職人として長年キャリアを積み、20 世紀初頭に動物彫刻家としての歩みを始め、「シロクマ」に代表されるような単純にして優美な形状をもつ独創的な動物彫刻で世に認められました。

ポンポン作品と出会えるのは、パリのオルセー美術館か群馬県立館林美術館などがあります。今回の展覧会では群馬県林立館林美術館とオルセー美術館を含む、フランス各地の美術館が所蔵する作品を一堂に集め、さらにスケッチブックや習作なども体系的に展示。ポンポンの生涯と創作活動の歩みをたどることができる、本格的な回顧展です。

代表作の「シロクマ」もやってくる!

ポンポンの代表作と言えば「シロクマ」。ポンポンはさまざまなサイズでシロクマを作っていますが、本展では世界に数多あるシロクマのなかでも、群馬県立館林美術館蔵の少し小さめサイズのシロクマがやってきます。

シロクマ
↑《シロクマ》1923-1933年
群馬県立館林美術館蔵

彫刻ならではの“素材違い”の魅力を実感

のっそりと歩き出しそうで、小さいながらも風格を感じさせ、どこか愛嬌のある丸みを帯びたフォルムがポンポンのシロクマの魅力。彫刻は石膏、ブロンズ、大理石などベースの素材によって同じ動物でも印象が異なります。本展では素材の違う3 種類の「シロクマ」が展示され、その質感の違いが体感できるのも見どころです。

そのほか、ハトやイヌ、ニワトリといった身近な生き物から、キリンやライオン、ヒグマなど動物園で見られる猛獣まで動物のバリエーションは豊富。簡潔な造形の中にもそれぞれの特徴が見事に表現されています。

ワシミミズク
↑《ワシミミズク》1927-1930年
パリ、オルセー美術館蔵
© RMN-Grand Palais (musée d’Orsay) / A. Morin / Gallimard / distributed by AMF

ペリカン
↑《ペリカン》1924年
ディジョン美術館蔵(パリ、国立自然史博物館より寄託)
© Musée des Beaux-Arts de Dijon/François Jay

作品をより深く楽しみたい人におすすめなのが音声ガイド。女優の常盤貴子さんが、展示中の24 点の作品について穏やかな語り口でわかりやすく解説しています。作品が制作された背景や、説明されないと見落としがちな細部の見どころを知ることで、一層作品の理解が深まるはずです!

 

 

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