話題店からニッチな店まで、東海エリアのおすすめグルメやスイーツ店を紹介。 グルメ名古屋金山


 
ここ数年人気の「スパイスカレー」は、実は大阪が発祥の地。そんな本場大阪でスパイスカレーのパイオニアといわれる名店が、大阪に5店舗展開している「Columbia8(コロンビアエイト)」です。その名古屋初上陸となる店舗が2021年2月に金山総合駅南口からほど近い場所にオープン。名店の味が名古屋で食べられると大きな話題を呼んでいます。
 

↑オシャレな外観の店舗。一歩足を踏み入れると芳醇なスパイスの香りが食欲を刺激します。
 

「名古屋にこの味を!」熱意の直談判

 
大阪では知らない人がいないほど有名なColumbia8ですが、大阪以外での出店は意外なことに名古屋金山店が初めて。「もともと名古屋で飲食業を手がけていたオーナーが、大阪でColumbia8のスパイスカレーを食べてあまりのおいしさに感動し、“名古屋の人たちにこの味を届けたい!”と出店を直談判したそうです」と教えてくれたのは、店長の中村悠太さん。
 
大阪以外に出店するつもりがなく最初は断られたそうですが、オーナーの熱意は冷めず、何度も大阪に通い続け、ついに名古屋での出店が実現したそうです。
 

↑店舗の入り口には本店のオーナー「オギミ~ル☆」さんの名言、「カレーしか考えられへん。」が掲げられています。
 
ミシュランのビブグルマンを4年連続で獲得するなど確かな味が評価されているだけに、「大阪と同じ味を提供すること」が、出店に向けての条件だったそう。「そのために大阪に住み込み、数か月しっかりと修行を積みました」と中村さんは振り返ります。
 
スパイスカレーの調理はもちろん、盛り付けや提供する際の商品説明に至るまで、本店の流儀をしっかりと受け継いでいます。
 

30種以上のスパイスが香る絶品カレー

 

↑看板メニューの「キーマカレー」900円(税込み)。
 
さらっとした口当たりのルーは、鶏ひき肉とブイヨンスープ、30種類以上のスパイスによるもの。ターメリックライスとともに頬張ると、香り高いスパイスの味わいが何重にも感じられる奥深さ!スパイスの配合は本店のオーナーのみが知る、まさに秘伝の味わいなんだとか。
 

↑スパイスカレーの特徴や独特な食べ方ルールについて語ってくれた店長の中村さん。
 
「一皿の中でいろいろな味わいが楽しめるのも魅力の1つです」と中村さん。塩味を引き立てるインゲンの塩漬け、酸味のアクセントとなるタマネギのピクルス、ほろ苦いししとうの素揚げ、甘みを添えるレーズン、香ばしいローストカシューナッツ、香りを引き立てる乾燥バジルなど。さまざまトッピングが一皿を彩り、スプーンで口に運ぶたび、異なる味わいが奏でられていきます。
 

不思議な「食べ方のルール」には理由が!

 

↑2回目の来店から注文できる「花火」900円(税込み)。花火のように弾ける刺激的な辛さが特徴です。
 
実は、食べ方にも独自のルールが。それは「右手にスプーン、左手にししとう」というユニークなもの!
 
「このルールはスパイスカレーをさらにおいしく食べるための秘訣なんです。左手に持ったししとうを少しずつかじり、“苦み”を口の中に含みながら食べ進めると、ししとうの苦みが、スイカでいう塩のような働きをして、スパイスの香りや風味がより感じやすくなるんです」と中村さん。
 

↑すべてのスパイスカレーにグレープフルーツジュースが付いてきます。グレープフルーツの酸味は辛さをリセットする作用があるのだとか。
 

カレーの概念を変える一皿

 
スパイスの芳醇な香りとインパクトのある味わい、独自の食べ方ルールが名古屋でも話題となっているColumbia8。「スパイスカレーの概念が変わったという声もよくいただきます。それほどColumbia8のスパイスカレー体験が唯一無二なものなんだと思います」と中村さん。
 
リピーター客も多く、来店を重ねて体がスパイスに慣れていくにつれ、感じられる香りや辛味なども変わっていくそう。訪れるたび新たな「発見」がある、そんな病みつき必須のスパイスカレーにぜひ一度挑戦してみては。
 
 

 
Columbia8のスパイスカレーに衝撃を受けたのを機に、今では自宅でもスパイスカレーをつくるほどにスパイスの虜になっているという中村さん。「好きな人はきっと、Columbia8を入り口に奥深いスパイスの世界にハマるはず! まだ名古屋では馴染みの薄いスパイスカレーですが、Columbia8が発信地になれたらうれしいです」そう話す表情からは、スパイスカレーの文化を名古屋の地に定着させたいという熱い使命感を感じました。
 

 

(文:山田泰三)
 

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