佐久島の自然をアートに
佐久島の弁天サロンギャラリーで2021年夏から開催されている展示「佐久島の四季を歩く」。写真家の田中翔貴さんと陶作家の秋保久美子さんのユニット「アトリエhitotema」による、佐久島の四季の植物を採取して制作した作品が、季節ごとに模様替えして展示されています。
1月15日からは冬の展示がスタート。弁天サロンに「佐久島SAKUTTO(サクット)プロジェクト」で立ち寄った際に少し覗いてみたのですが…展示がとても魅力的で!!!
染色作品は、植物を「写真を撮影するように写し撮る方法」と、「散策してスケッチを描くように移し取る方法」という、ふたつの「うつし取り方」のイメージから生み出した「形地染め(かたちぞめ)」というオリジナルの技法が使われています。
佐久島の豊かな自然が、いつも見ている風景とはまた違った魅力で表現されています。
ショーケースには、ミニチュアサイズで作られた佐久島の建物やオブジェ、動物、いきものなどがずらりと並んでいるのですが…「これはあそこだね!」「あれもあるよ!」という具合に、大人も子どももテンションが上がりっぱなし。ミニチュアながら、とても精巧に作られています。
ノンとビリー、カモメの駐車場、おひるねハウス、いつも乗っている船までも!
飽きることなく、いつまでも見ていられそうな展示!季節ごとに新たなミニチュアがさりげなく追加されているそうなので、次の春の展示もまた覗いてみたいですね。
日程 | 2022年1月15日(土)~3月13日(日) |
休館日 | 月曜休館(月曜が祝日の場合は翌平日) |
入館料 | 無料 |
場所 | 佐久島・弁天サロンギャラリー |
サツマイモ、サトイモ、ジャガイモ収穫
さて、久々の佐久島の我が家。時期的にも秋野菜を収穫しておきたいので、今回は「サツマイモ、サトイモ、ジャガイモをすべて収穫するぞ!」と意気込んでいます(正しくは、「自分に活を入れている」といったところ。これらの野菜は収穫するのに根気と体力がいるので…)。
サトイモは茎の根本を切ってから、掘り起こしていきます。
掘れた!!! サトイモは一気に一株採れるので、収穫がラクですね!
サツマイモは1つのツルが地中の奥のほうに長くのびていて、実が点在しているので、堀り出すのに苦労します。その分、土を掘っていて実がでてきたときの喜びも大きいのですが。
こちらはジャガイモ。
ジャガイモの実のつき方は、サツマイモとサトイモの中間くらい。程よく点在しているけど掘るのにそれほど苦労しないので、子どもが達成感を味わうのにぴったりです。
同じ土の中に実るイモの仲間でも、サツマイモ、サトイモ、ジャガイモで実のつき方がこれほど違うとは…、自分で収穫したからこその発見です。
ニンジンも少しだけど採れたので、これで念願のカレーライスが作れます! ちなみにタマネギは春収穫に向けて、少し前に株を植えておきました。
収穫した野菜でおやつ&カレーライス
さっそくおやつに、収穫したジャガイモでフライドポテトを作ります。
採れたてのジャガイモ、ホクホクしてておいしい!
夜ごはんはカレーライス。畑の恵み、ごちそうさまでした!
翌日、早起きできたので、散歩がてら近くの海に日の出を見に行くことに。
30分くらい待ったところで、山の向こうから太陽が少し見えてきました…!
子どもと一緒に日の出を見たのは初めて。神々しい輝きですね。2022年も心身健やかに過ごせて、自然の恵みが楽しめますように!!!(と勝手に祈りました)
(文:広瀬良子)
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