岐阜県各務原市・鵜沼地区では、根菜に向いているという黒ぼく土壌で栽培される「各務原にんじん」が有名。味が濃く、甘さを感じられるのが特徴だとか。そんな各務原にんじんが堪能できる「ホカルノコーヒー」は、各務原市のにんじん農家が営むカフェ。品種により色や形もさまざまなにんじんをはじめ、野菜たっぷりのランチやモーニングが人気です。
おすすめのメニューをはじめ、店名のヒミツなどを紹介!
野菜たっぷりのランチは4種類
にんじんを中心とした野菜がたっぷり味わえるランチは4種類。肉、野菜、カレー、パスタのメインに、旬の野菜がたっぷり盛り付けられます。色や形が珍しいにんじんをはじめ、プチヴェール、ロマネスコなど、少し変わった野菜に出会えるのも楽しみ。生野菜だけでなく、ラぺやソテーなど味わいも多彩です。
↑「農家の気まぐれ“魚”定食ランチ」1,280円(税込み ※以下すべて)
ごはんは白米もしくは「きんぎょ飯(めし)」からセレクト。きんぎょ飯とは、各務原市で昔から親しまれてきたソウルフードで、市内の小・中学校の給食でも定番なのだとか。いわゆる、にんじんを使った炊き込みごはん。野菜のおいしさにも驚きますが、素朴でやさしいきんぎょ飯もリピートしたくなる味わいです。
エッグベネディクトが自慢のモーニング
見逃せないのが、エッグベネディクトがついたモーニングメニュー「農家の朝食」。ドリンクにスープやサラダ、フルーツもついたデラックスなモーニングです。
↑「農家の朝食」850円。ドリンクはコーヒー、ミルク、ルイボスティー、紅茶などから選べます。
↑グリーンがあちこちに配された癒しの店内。キッズスペースもあります。
採れたて野菜や物販のコーナーも
店内では、自社で収穫した野菜も販売。こちらにも、変わった色や形のにんじんが並んでいます。野菜はどんどん売れていってしまうので、狙うなら早めの時間帯がおすすめ。
その隣には、ランチでも味わえる「きんぎょ飯」の素や、自社で育てたにんじん100%のにんじんジュース、にんじんドレッシングなどの加工商品もずらり。
↑ランチのサラダにも使われている各務原にんじんドレッシングは、「ランチでおいしかったから」と買って帰る人も多いのだとか。
↑「きんぎょ飯の素」550円、にんじんジュース1本430円。自宅で手軽にきんぎょ飯が味わえるとはうれしい!
「気軽に野菜をいっぱい食べられる場所があれば」という思いから始めたというホカルノコーヒー。メニューに規格外の野菜が使われていることが店名の由来になっています。野菜を無駄にすることなく、さらに採れたてのおいしさや、珍しい種類の野菜も楽しめる。そんなすてきなカフェに足を運んでみては。
2022年4月29日からは夜営業もスタート。野菜たっぷりの定食をはじめ、アルコールメニューも登場します。モーニングからランチ、夜と、さらに幅広く楽しめる場所になりそうですね!
(文:広瀬良子)
住所 | 岐阜県各務原市鵜沼西町3-98-2 |
営業時間 | 8:00~18:00 2022年4月29日以降は、 平日8:00~22:00、金・土曜8:00~23:00 |
定休日 | 水曜 |
駐車場 | 22台 |
アクセス | 名鉄「鵜沼宿駅」より徒歩4分 東海北陸道「岐阜各務原IC」より車で約25分 |
問い合わせ | TEL 058-372-9500 |