海女小屋 相差かまど
海女小屋 相差かまど

鳥羽で旬の魚介を堪能!「海女小屋 相差かまど」で海女文化に触れるショートトリップ

海女小屋 相差かまど

三重県鳥羽市といえば、真珠や牡蠣の養殖業や伊勢エビやアワビなどの漁業が盛んな街。中でも相差(おうさつ)町は海女さんが多く、「海女小屋 相差かまど」では現役海女さんとおしゃべりしながら海の幸をいただけるそう。本物の海女文化に触れに、HIROBAくんとおでかけします。

もくじ

海女さんの大切な憩いの場、海女小屋

相差かまど

相差かまどは、最大40人まで入れる「海女小屋 前の浜」と、目の前に広大な海原が広がる「海女小屋 おぜごさん」の2か所。今回訪れたのは「おぜごさん」。「前の浜」近くにある駐車場に車を停め、海沿いの心地よい風を感じながら浜を歩いておぜごさんへ。

相差かまど

浜を進んでいくと、白い磯着姿の海女さんに迎えていただきました。海の目の前にある海女小屋は、漁から戻った海女さんが暖をとったり、海女さん同士で情報交換したりする場所。HIROBAくんと「おじゃましま~す」。

海女さんが普段使っている漁具

小屋内の壁にかけられているのは、海女さんが普段使っている漁具。「昔は獲ったものを桶に入れていましたが、今は浮輪(タンポ)と網袋を使っているんですよ」と海女さん。漁の方法や漁具の使い方を教えてもらいました。

ドーマン・セーマン

ところで、磯着にある不思議な模様は何ですか?と聞いてみると、「ドーマン・セーマン」と呼ばれる魔除けのシンボルとの答えが。「格子状の『ドーマン』は多くの目で魔物を見張り、星形の『セーマン』は一筆書きであることから、必ず元の位置に戻って魔物が入る余地を与えない、といわれています」。昔から海女さんが身に着けていた模様で、相差の街のあちこちでこのモチーフを見かけます。

目の前で焼いてくれる海の幸に舌鼓

相差かまど

さて、そろそろお腹がすいてきました。ランチタイムは海女さんが獲った旬の魚介を使った料理を、ティータイムは海女さんとのおしゃべりをメインにおやつを楽しめるそう(どちらも要予約)。私たちが予約したランチ、この日はサザエ・大アサリ・ヒオウギ貝といった貝類を中心に、イカの一夜干しやアジの干物も楽しめるメニューです。冬のシーズンは牡蠣が登場することもあるそう!

相差かまど

目の前のいろりで海の幸を焼いてくれる間も、気さくで話し上手な海女さんとのおしゃべりに花が咲きます。食欲をそそる匂いが辺りに漂って……HIROBAくんのお腹も思わずグーッ。

ウニとひじきのごはん、餅入り味噌汁、海藻の付け合わせ

ウニとひじきのごはん、餅入り味噌汁、海藻の付け合わせと一緒に、焼き立ての魚介類をいただきます。別料金で伊勢エビやアワビを追加する時は、予約した方がベターです。

波の音を聞きながら小屋の中でゆったりと

波の音を聞きながら小屋の中でゆったりとした時間を過ごしていると、別世界へとトリップしたかのよう。HIROBAくんと一緒にまったりしていると、日常の喧騒を忘れてしまいます。

白い磯着を着て記念撮影

食事のあとは、海女さんの伝統的な装いでもある白い磯着を着て記念撮影! 海に潜ることはできませんが、なんだか海女さんになった気分です。

昔から海女さんを見守る「石神さん」

神明神社「石神さん」

相差かまどで海女文化に触れた後は、海女さんが安全大漁祈願をしてきたという神明神社「石神さん」へ。“女性の願いを必ず一つは叶えてくれる”と信仰されており、女性参拝客が多く訪れます。祈願紙にお願いごとを記入し、願い箱に入れてお祈り。「ドーマン・セーマン」の模様が描かれた「石神さんお守り」も人気だそう。夜には社のライトアップも行われ、幻想的な雰囲気を感じられます。

  • そのほかのおすすめ記事
あわせて読みたい
大河ドラマで話題の渋沢栄一ゆかりの建築も!袴姿で巡る明治村 広々とした敷地内に明治建築を保存展示する野外博物館として、明治の文化やSLの体験乗車などが楽しめる犬山市の「博物館明治村」。明治村北口の入村口よりすぐ近くの場...
あわせて読みたい
昭和の日常の激動に興味津々!レトロでフォトジェニックな「昭和日常博物館」 愛知県北名古屋市にあり、昭和の暮らしに特化した全国でも珍しい「昭和日常博物館」。 テレビや冷蔵庫、車など20世紀の日常生活のレベルで劇的な変化が起こったと言われ...
あわせて読みたい
北欧の雰囲気漂う「デンパーク」で、花と地ビールを楽しむ大人女子の休日 家族連れのおでかけスポットとして人気の「デンパーク」。2020年3月に「花の大温室 フローラルプレイス」がリニューアルオープン!北欧の雰囲気漂う園内では、温室や屋...

(文:河合春奈) 

海女小屋 相差かまど
住所三重県鳥羽市相差町(場所の詳細はHPより確認)
時間<ランチタイム>11:30~13:30/1時間程度
料金<ランチタイム>1人あたり3,500円(子ども1,000円)
時間<ティータイム>10:00・15:00/1時間
料金<ティータイム>1人あたり2,000円(4人以上)他要相談
※要予約
※海女漁がある場合、10:00のティータイムは時間が変更となるため事前に問い合わせを
問い合わせTEL 0599-33-7453 (相差海女文化資料館)

https://osatsu.org/

石神さん(神明神社)
住所三重県鳥羽市相差町1385
問い合わせTEL0599-33-7453 (相差海女文化資料館)

New Report

2026-06-27

TOPICS

驚きと不思議に満ちた虫の世界「養老孟司と小檜山賢二の虫展」7/11(土)~9/23(水・祝)

解剖学者で大の虫好きとしても知られる養老孟司さん。そして、対象物の全てにピントがあう深度合成技法を駆使し、昆虫写真の新たな可能性を切り拓いた小檜山賢二さん。長年の虫友だちである養老さんと小檜...

2026-06-25

TOPICS

モダンで美しい色使いが魅力「スウェーデン・テキスタイル」7/11(土)~9/6(日)

カラフルで心躍るスウェーデンのテキスタイルにスポットをあてた、日本でも初めての展覧会「スウェーデン・テキスタイル  暮らしと自然に息づく北欧デザイン」が2026年7月11日(土)~9月6日(...

2026-06-20

HIROBAくんと行く

ぴよりんファンの夢が詰まったJR名古屋駅構内のカフェ「ぴよりんvillage」発売15周年の歩みにも迫る

JR名古屋駅構内を歩くと、至るところで見かける“あのスイーツ”といえば……今や名古屋を代表するスイーツと言っても過言ではない「ぴよりん」です。 ぴよりんの世界観を存分に体感できるカフェ...

2026-06-18

TOPICS

モダン・デザインの源流に迫る「アーツ・アンド・クラフツとデザイン│そして民藝」6/20(土)~8/30(日)

19世紀後半のイギリスのアーツ・アンド・クラフツ運動は、産業革命以後の機会化された工場で作られる粗悪な量産品や商業主義を批判して、職人の手仕事による上質なものづくりを見直すとともに、生活と芸...

2026-06-17

シーズントリップ

【愛知・岐阜・三重の工場見学】大人も子どもも楽しく学び、人気商品のヒミツに迫る!

2026年7月から一般公開が開始される湖池屋をはじめ、ブラックサンダー、ヤクルト、キリンビールなど人気商品の製造シーンが見学できる愛知・岐阜・三重の工場見学スポットをまとめて紹介。 無...

2026-06-14

TOPICS

色と色が織りなす表現「JURI KATO exhibition “between color and color”」6/18(木)~29(月)

豊かな色彩表現を活かしたアート作品を制作する、名古屋在住の絵描き・加藤樹里さんによる個展「JURI KATO exhibition “between color and color”」が、2...

2026-06-09

東海ムーブメント仕掛け人

いきものクッキーアートで「可愛い」の先にある物語を届ける【kurimaro collection 杉浦芽愛さん】

三重県桑名市に本店を構える「kurimaro collection(クリマロコレクション)」は、ポップでありながら、細部までリアルに再現した生きものをモチーフとしたクッキーアートを手がける店...

2026-06-05

TOPICS

⾳楽と植物が重なり合う「LISTEN TO THE GARDEN with TENDRE」6/14(⽇)

名古屋港のすぐそばにオープンしたメグラスガーデンナゴヤの⼣暮れの庭で、特別なひとときを味わえる⾳楽イベント「LISTEN TO THE GARDEN with TENDRE」が2026年6⽉...

2026-06-03

HIROBAくんと行く

夏にはハスが見頃!遊具やドッグランも楽しめる愛西市の道の駅「HASUパーク」

2026年4月、愛西市にグランドオープンした「ふれあいの里HASUパーク」。7月中旬~8月上旬に見頃を迎えるハス田をはじめ、遊具広場や産直広場、カフェレストランなどを備えた、“1日中楽しめる...

2026-06-02

TOPICS

約2,000の風鈴が涼やか「とびしま宵あかり」6/5(金)~7/12(日)

水郷の村として発展してきた飛島村を吹き抜ける風を、風鈴とLEDで表現するイベント「とびしま宵あかり」が2026年6月5日(金)~7月12日(日)、飛島村役場で開催されます。 会場には...

2026-06-01

HIROBAくんと行く

足腰の神様を祀る日進市「白山宮」の足王社でサッカーW杯の必勝祈願!

2026年6月11日、いよいよサッカーワールドカップが開幕!東海エリア出身選手からは、鈴木淳之介選手(岐阜県出身で初の選出)、菅原由勢選手(愛知県出身)が選ばれたことでも話題になっています。...
pagetop
もくじ