ちょっと奇妙。だから面白い!“映えスポット”としても注目の「養老天命反転地」

 

© 1997 Estate of Madeline Gins. Reproduced with permission of the Estate of Madeline Gins.

 
今回HIROBAくんと出かけたのは、岐阜県養老郡にある「養老天命反転地」。大自然の中に広がる壮大なアート作品は、トリックアートのように視覚的な錯覚を利用した“映えスポット”としても有名です。
 
美術家・建築家の荒川修作とパートナーで詩人のマドリン・ギンズ、2人の30数年におよぶ「鑑賞者に体験させる」という構想を実現し、1995年に造られた養老天命反転地。敷地内では、25mもの高低差を利用したアート作品がいたるところにあります。傾斜が大きい場所があるのでスニーカーなど、動きやすい服装がおすすめです。
 
さっそく HIROBAくんと一緒に“映える写真”を撮りに行ってきました。
 
養老天命反転地の全体マップはこちら↓
 

 

もくじ

さっそく“映えスポット”を探して撮影スタート!

 
入場口を通って、最初にみえてきたのは、「養老天命反転地記念館」。
 

 
カラフルでかわいい空間!建物内には、上下に迷路のようなオブジェがあります。実はここが撮影スポットのひとつ。
 

 
地面のオブジェに乗って、天井に向かって手を伸ばし、写真をパシャリ。その写真を反転させると、逆立ちをしているような構図になるのです。
 

 
ポイントは、壁を握りしめているように手を曲げること。
 
HIROBAくん:「角度や幅を調整しながら上手に撮ってね!」
 
 
養老天命反転地記念館を出て、続いて目に飛び込んできたのは「昆虫山脈」。
 

 

 
小さな岩山のてっぺんには、水を汲み上げるためのポンプがあります。水を求めて岩をよじ登っていると気分はまるで昆虫!?実際にはそれほど高さのあるオブジェではありませんが、空向きのアングルで撮影すると、本当に険しい岩山を登っているような写真が撮れてびっくり!
 

岐阜県が屋根に?「極限で似るものの家」

 

 
いよいよメインパビリオンの 1 つ「極限で似るものの家」へ。岐阜県の形をした屋根がユニークな建物です。建物内には壁や天井に重力を全く無視した家具が配置され、床には屋根と同じ岐阜県の形をした地図が描かれています。
 

 
建物の入り口前に写真スポット発見!
 
傾斜があるため、穴の前で真上にジャンプすると勢いよく飛び込んでいるかのような写真が撮れます。膝をしっかり曲げるのがポイント。勢いが良すぎるとぶれてしまうのでシャッタースピードの調整が必要です。
 

9 つのパビリオンが楽しめる「楕円形のフィールド」

 

 
もう1つのメインパビリオン「楕円形のフィールド」は日本列島をモチーフに、9つのパビリオンが点在。高低差を利用したでこぼこの地形は、歩いただけでスリル満点です!
 
 
傾斜を使ったふしぎな写真が撮れるのが「精緻(せいち)の棟」。
 

 
地面に真っすぐ立っているのに、まるで斜めに立っているかのよう!グループで遊びに行くら、“前へならえポーズ”や“向き合ったポーズ”など、大人数だからこそ楽しめるポーズで写真を撮ってみてください。
 
「精緻の棟」を歩いていると突如現れたのは「楕円形のフィールド」の外壁。
 

 
身長より高い壁に挟まれた道は、大人 1 分がやっと通れるほどの幅。途中にあるトンネルは天井が低いので頭上注意!道を進んだ先には展望スポットがあり、養老町が一望できます。
 

 
HIROBAくん:「自然がいっぱいの養老町の景色がきれいだね~!」
 
 
 

 
「楕円形のフィールド」はさらに急斜面が続くので、足元に気を付けながら進みます。フィールドの中を歩いていくと、左手に瓦の山が登場。
 

 
屋根に登っている気分の一枚をパシャリ。こちらも背景に空を抜くのがポイントです。
 
 
「極限で似るものの家」の類似作品として作られているのが「宿命の家」。
 

 
日本列島の形をした養老天命反転地で岐阜県の位置にある「宿命の家」は、メインパビリオン「極限で似るものの家」の屋根と同じ形をしています。家具の配置や迷路の形など類似点はいくつかありますが、意外と気付ける人は少ないのだとか。「宿命の家」をはじめ、養老天命反転地全体に面白い仕掛けがあるので、そのあたりにも注目!
 

 
低い壁やソファーやキッチンが無造作に配置された「運動賂」(うんどうろ)。急な傾斜に配置されているソファーに立ってみると、「精緻の棟」と同じようなふしぎな写真が撮れます。真っすぐ立っているだけでも一苦労ですが、ぜひ様々なポーズで写真をとってみてください。
 
 

養老公園内には地元グルメも充実

 

 
養老天命反転地をたっぷり楽しんだあとは、同じ養老公園内のフードコーナーへ。岐阜県や養老町のご当地グルメがたくさん!HIROBA くんが選んだのは、五平餅と養老ゆず焼きそば。
 

 

 
HIROBAくん:「ゆずの香りが効いててスパイシー!」
 
大人こそ楽しめる公園と言っても過言ではない、養老天命反転地。角度やポーズを変えるだけで世界の見え方が変わり、新しい発見があるかも。“映えスポット”としてはもちろん、荒川氏とマドリン氏のアート作品を体感することができる、まさに「アートにふれられる場所」でした。
 
 
(文:岩井美穂)
 

 

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