豊田市博物館が誕生!巨大棚や体験型展示で地域の多様性を伝える新型ミュージアム

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

愛知県豊田市にある豊田市美術館と同じ敷地内に2024年4月26日にオープンした「豊田市博物館」。豊田市の自然環境で育まれた歴史・文化・産業を多彩な展示で伝えます。

大人も子どもも楽しめる体験プログラムが満載な新しいミュージアムを、HIROBAくんと満喫してきました!

もくじ

「みんなでつくりつづける」がテーマ

もともと豊田市にあり閉館をした「豊田市郷土資料館」と「豊田市近代の産業とくらし発見館」の機能を受け継ぎ誕生した豊田市博物館。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

「みんなでつくりつづける」をテーマに、これまで収集・保管されてきた展示品に合わせて、市民が採取・採掘した昆虫標本や岩石なども展示。

建物は建築家の坂茂さんが設計。豊田市産の木を基調とした館内は、日がたっぷり差し込む開放的な雰囲気です。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

新発見がいっぱい!常設展示室

4つのセクションに分かれた1階常設展示室「とよたの自然と人々の営み」。展示室に一歩入るとまず目に飛び込んでくるのは、高さ約8mの展示棚「とよたモノ語り」です。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

透明な箱を組み合わせて作られた展示棚には、歴史資料や暮らしの道具、昆虫の標本や動物の剥製がディスプレイ。

棚の1つひとつを良く見てみると…レトロで可愛いオルガンを見つけました!

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

かつて養蚕業・製糸業が盛んだった時代の加茂蚕糸連合会の法被。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

順路に沿って「とよた記憶トラベル」へ。旧石器・縄文時代から現代まで豊田市の各地で発掘・収集されたモノが展示されています。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

展示品を時系列に並べるだけでなく、モノに宿る人々の記憶をインタビュー映像などで紹介しているのも、こちらの博物館の特徴のひとつ。

モノの背景にある想いや物語まで深く知ることができます。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

参加型の「みんなで作る博物館活動」の一環で集められた、学校生活やお祭りの思い出など市民による記憶カードが貼られたコーナーがこちら。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

市外の人でも豊田市に関する記憶であれば投稿可能。自分のコメントが博物館に展示されるかも!とワクワクしてきますね!

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

次のセクションは、様々な動植物と人が豊田市の自然と共に生きてきたことを伝える「とよたたんきゅうラボ」。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

豊田市産の木やお茶の葉などを見て、触って、匂いをかいで五感で探究することができるコーナーもあります。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

ジオラマでは、1,000mの高低差がある豊田市の地形と様々な時代の人々の生活の営みが表現されています。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

まちをにぎわす挙母祭りの様子も。境内へ山車の曳き込みが表現され、細かいところまで見どころいっぱいです。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

町民からの寄付金で1937年に購入された、全国的にも珍しい町有飛行機「挙母号」も発見!名古屋の起業家によって作られた衣ヶ原飛行場も再現されています。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

展示資料に触ったり観察したりする体験コーナーも設置。豊田で採取・採掘された昆虫や岩石を顕微鏡で観察できるコーナーは子どもに人気です!

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

次は、豊田市の現在のかたちへの歩みを伝える「とよたストーリー」へ。

養蚕・製糸業が栄えていた時代から車のまちへと変貌を遂げた、歴史背景と物語を紹介。展示品はテーマや時期により変わります。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

とよたパノラマスロープで2階へ

2階には、常設展示室をぐるりと囲むパノラマスロープを通って行きます。

スロープごしからの眺めも圧巻。展示棚は高さにより見えるものが変わるので、また違った発見ができそう!

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

2階には、情報収集や博物館の資料閲覧ができる図書コーナーや、資料の閲覧や調査・研究をしていただけるスペース「みんなの研究室」があります。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

みんなの研究室からは展示棚の上層部に入ることが可能!

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

テラスを通って屋外展示へ回遊

2階出口から外に出ると、豊田市美術館と博物館をつなぐ美しい庭園が広がります。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

庭の横に施された豊田市産の木材が使われたウッドデッキ。遠くには猿投山、眼下には豊田市の街並みを一望することができる癒しスポットです。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

建物は回遊性のある造りになっており、ウッドデッキを通って階段をおりると屋外展示へ。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

屋外展示では、江戸時代に建てられた庄屋の母屋と明治時代に建てられた土蔵、円墳などを展示。むかしの家は中に入ることができ、囲炉裏を囲んで休憩することも。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

屋外には現在整備を進めている観察池や、小学生が庭園に郷土の森をつくる「どんぐりの森プロジェクト」がある自然体験ゾーンも。次に訪れたときの成長が楽しみですね!

充実の内容で常設展観覧料は300円

常設展観覧料は大人300円、大学・高校生200円、中学生以下・豊田市民は無料。

0~3歳までの子どもと一緒に遊べるキッズスペースもあるので、ファミリーで訪れるのもオススメ。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

館内には、坂茂さんが設計をしたベンチを発見。

豊田市博物館,入館料,愛知,豊田市,ミュージアム,ニューオープン,2024

細部まで見どころ満載の豊田市博物館、何度も通いたくなりますね!

豊田市博物館
住所愛知県豊田市小坂本町5-80
開館時間10:00~17:30(入館は~17:00)
休館日月曜(祝日は開館)、ほか臨時休館あり
入館料常設展大人300円、大学・高校生200円、豊田市内在住の人・中学生以下は無料
駐車場150台
アクセス名鉄「豊田市」駅より徒歩15分
TEL0565-85-0900

豊田市博物館 公式サイト

(文:左古あやの)

New Report

2026-01-05

しょく育

器に自然の風景を表現!名古屋市千種区「雑貨と植物の店Kitowa」で盆栽作り体験

近年、世界的なブームとなっている盆栽。少し渋めな趣味というイメージが強かった盆栽も、いまでは若い世代にとっても身近な存在に。とはいえ、「盆栽って何を楽しむもの?」「どんなところに魅力があるの...

2026-01-02

HIROBAくんと行く

たくさんの猫がお出迎え!春日井市「玉野御嶽神社」で自然と猫に癒される参拝を

愛知県春日井市に“猫神社”と呼ばれる神社があるのを知っていますか?呼び名の通り、たくさんの猫たちがお迎えしてくれる神社なのです。 山奥の自然に囲まれ、神聖な空気感と愛くるしい猫たちとの...

2025-12-30

東海ムーブメント仕掛け人

竹あかりイベントでまちや人をつなぐ“循環”を生み出す!燈和・廣濱修平さんの挑戦

竹にさまざまな形の穴を空け、その中に入れたろうそくやライトがやさしく光る竹あかり。無数の竹あかりが集まり、生み出される空間は幻想的で、日本の和を尊ぶ心が呼び起こされます。 そんな竹あか...

2025-12-20

TOPICS

名古屋の夜を彩る「天空のSTAR ILLUMINATION」12/1(月)~2/28(土)

名古屋市中区の中部電力MIRAI TOWERにて、冬季イルミネーション「NAKED 天空のSTAR ILLUMINATION」が2025年12月1日(月)~2026年2月28日(土)に開催。...
竹灯り,犬山, 善師野,ライトアップ,イベント,2025

2025-12-04

TOPICS

竹あかりのナイトウォーキング「INUYAMA YOI NO MICHI」12/5(金)~1/31(土)

犬山市で、竹のライトアップで幻想的な時間を楽しむイベント「INUYAMA YOI NO MICHI」が2025年12月5日(金)~2026年1月31日(水)に開催されます。 期間中は、...

2025-11-29

TOPICS

廃線路と紅葉の絶景「愛岐トンネル群 秋の特別公開」11/29(土)~12/7(日)

庄内川渓谷に沿って1900年の開通当時のまま残されている愛岐トンネル群。普段は立ち入り区域となっているこの場所が、春と秋に一般公開されています。 秋は紅葉スポットとしても人気!「愛岐ト...

2025-11-27

TOPICS

tupera tuperaとのコラボ「十二支飾り・午」12/10(水)~

愛知県瀬戸市で招き猫や干支置物などを手がける中外陶園から、クリエイティブ・ユニットtupera tupera(ツペラ ツペラ)とコラボレーションした「十二支飾り・午(うま)」が2025年12...

2025-11-22

FEATURE

【中山道太田宿さんぽ】江戸時代に栄えた宿場情緒を楽しみながらお気に入り店を巡る

江戸時代に京都と江戸を行き来するために内陸に整備された中山道。街道の数km(数里)ごとに設置された69の宿場のうち、51番目にあたるのが太田宿です。岐阜県美濃加茂市にあり、JR「美濃太田」駅...
竹灯り,東別院,ライトアップ,イベント,2025

2025-11-20

TOPICS

お寺が舞台の竹あかりイベント「YOI NO OTERA 2025」11/29(土)・30(日)

竹のライトアップで幻想的な時間を楽しむイベント「YOI NO OTERA 2025」が2025年11月29日(土)・30日(日) に名古屋市中区の東別院で開催されます。 竹林整備で切っ...

2025-11-13

HIROBAくんと行く

地元大学生とコラボ!あいちウィークを楽しむおでかけスポットをPR動画に

2022年に、愛知県が県政150周年を迎えたことを契機に創設された「あいち県民の日・あいちウィーク」。毎年11月27日を「あいち県民の日」、11月21日~27日の1週間を「あいちウィーク」と...

2025-11-09

TOPICS

過去最多の出店者数!「名古屋アンティークマーケット」11/15(土)・16(日)

アンティーク、ヴィンテージ、古着、昭和レトロ、古道具を愛する人が一堂に会する「名古屋アンティークマーケット」が2025年11月15日(土)・16日(日)に名古屋市中区・橘町の東別院および西別...
pagetop
もくじ