写真で東海自慢を綴るインスタ連動企画『TOKAIいいね!図鑑』。今回は“やきもののまち”として知られる、愛知県瀬戸市にスポットを当てたスペシャル版の第2弾です。日本六古窯の1つである瀬戸市には、実はやきもの以外にも気になるモノ・スポットがいっぱい。古くから愛されるものや、新しい魅力を作り出しているものなど、瀬戸ならではの情景を集めました。
瀬戸市の魅力をSNSなどで発信する「せとまちサポーター」協力のもと、瀬戸市のフォトジェニックな投稿を紹介します。
瀬戸の文化と郷土料理が楽しめる、大人の隠れ家カフェ【窯横カフェ】
瀬戸の散策路として人気の「窯垣の小径(こみち)」の近くにある「窯横カフェ」@kamayokocafeさん。約250年続く瀬戸本業窯に隣接する、倉庫を改装したカフェです。本業窯で作られたせとものでランチや週替わりスイーツが楽しめます。瀬戸の伝統的な器「馬の目皿」に盛られているのは、時間に追われる職人の町ならではの郷土料理の「ごも」と呼ばれる鶏五目混ぜご飯。ワインエキスパートの店主自慢の日本ワインや「三河わ紅茶」もおすすめです。
暮らしに溶け込む、シンプルで繊細な染付焼【瀬戸染付焼(眞窯)】
1919年創業、瀬戸染付焼の窯元「眞窯(しんがま)」の4代目@katomayuki_ceramicsさんの投稿。伝統を守りつつ、現代の生活に馴染むオリジナルの染付焼に挑戦しています。チューリップが描かれたプレートと、ガトーショコラにそっと華を添える丸いソーサー。鉱物を原料とした呉須(ごす)という顔料で描かれる、淡く美しい藍色のデザインに思わず見惚れてしまいます。
隠れた写真映えスポット!焼き物の神様が祀られる神社【深川神社】
尾張瀬戸駅から徒歩10分ほどのところに鎮座する「深川神社」。社殿横の陶彦神社(すえひこじんじゃ)は、瀬戸の焼物の祖、加藤四郎左衛門景正(藤四郎)を祀っています。境内の深川奥宮稲荷にズラリと並ぶ鳥居を撮影したのは、@yuiko_aichi.setoさん。朱色のトンネルを歩く姿は、まさにフォトジェニック!訪れた際には、カワイイ見た目が人気の「しあわせみくじ」で運勢を占うのもいいですね。
子どもの笑顔と川の水面がキラキラ輝く自然公園【岩屋堂公園】
@y_s_kizukiさんの投稿は、「岩屋堂公園」で川遊びを楽しむお子さんの笑顔が素敵。自然いっぱいの中、のびのび遊べてとっても嬉しそう。紅葉の名所としても知られる岩屋堂公園は、夏になるとバーベキューや川遊びなどのレジャーを楽しむことができます。川の流れも緩やかで浅瀬が多いため、小さな子どもでも安心!瀬戸市内で自然と触れ合える人気のスポットです。
老舗染付窯元の家族のぬくもり感じる焼き菓子カフェ【BAKESHOP & CAFE mitten】
染付焼の窯元「眞窯」に隣接する「BAKESHOP & CAFE mitten(ミトン) 」@mitten.seto。実は眞窯の次女、有記奈さんがオープンしたお店!素材の味を生かした、見た目にもかわいいお菓子が並びます。定番はモチモチ食感のシフォンケーキ。にっこり顔のクッキーはお土産として持ち帰るのにもぴったり。カフェ利用時にはもちろん、眞窯の染付焼の器に乗せて焼き菓子を味わえます。家族みんなでつくりあげる温かなお店に、心もお腹も幸せで満たされます。
何気ない日常が虹色に彩られるステンドグラスのランプ【Nijiiro Lump】
部屋中にガラスの色が映し出された光景がロマンチックな@cncnminさんの写真。「Nijiiro Lump」は瀬戸出身のステンドグラス作家による工房で、商品の製造から販売、体験教室を行っています。色味やデザインにこだわって作られたオリジナルランプの数々。なかでも人気なのは、ハチの巣をモチーフにしたペンダントランプ 「Honeybee」です。部屋の雰囲気や好みにぴったりのランプを探してみてください。
瀬戸でしか見られない、風趣に富んだ景色【窯垣の小径】
「窯垣」とは、窯道具を積み上げて作られた塀や石垣のこと。曲がりくねった坂の多い400mの道「窯垣の小径」には、独特の落ち着いた時間が流れ、瀬戸ならではの風景として親しまれています。秋に@amy_aqualunaさんが撮影した、咲き誇る彼岸花との共演も見事。ゆっくりと窯垣を見ながら歩けば、現代の忙しない日々を忘れさせてくれるかもしれません。
陶芸家が暮らした古民家を、観光客の憩いの場に【ゲストハウスますきち】
江戸の終わりから明治にかけて活躍した陶芸家「川本桝吉」が過ごした家を、リノベーションした「ゲストハウスますきち」@masukichi_hoyahoya。観光の宿泊はもちろん、イベントでの利用も受け入れています。オススメポイントは、おばあちゃんの家に遊びに来たかのような懐かしい空間の共有スペース。宿泊者同士での談話を楽しめるのもゲストハウスならでは。