無水調理に最適な鍋として人気の「バーミキュラ」
使い勝手がよく、信頼できるキッチンアイテムがあれば、料理するのが楽しくなり、一口食べれば「料理上手になったかも!」なんて気分が味わえるかもしれません。今回は自宅で料理するのが楽しくなるような東海エリア発のキッチンアイテムを紹介していきます。
愛知県名古屋市にある愛知ドビーが生んだ、無水調理に最適な鍋として人気の「バーミキュラ」。蓋と本体の間を紙1枚すら通さない精密さと、鍋の中でバランスよく熱が伝わる構造が特徴。食材のもつ水分や油分を活用し、水を使わず短時間でおいしく、ヘルシーな料理が仕上がります。ダブルハンドルで持ち上げやすいのも魅力。淡くやさしい色合いのラインナップは、ナチュラル派のキッチンにも似合います。
↑開発した愛知ドビー代表取締役副社長の土方智晴さんいわく、「完成したバーミキュラで初めて作ったカレーの味は今でも忘れられない!」とのこと。
バーミキュラを使ったおすすめレシピはこちら
錦見鋳造が開発した「魔法のフライパン」
一般的な鋳鉄製フライパンが5㎜前後というなか、1.5㎜の薄さと驚きの軽さを実現したのが、三重県桑名郡木曽岬町にある錦見鋳造が開発した「魔法のフライパン」。1.5㎜の薄さにより熱効率が抜群。さっと加熱しただけで食材の旨みを閉じ込めてくれます。また、原料の鉄に加えられた「炭の粉」の遠赤外線効果により、食材の中からも加熱し、食材の風味や食感を損なうことなく調理できるという優れもの!
↑扱いやすい軽さと料理をおいしくする「魔法」が詰まっています。
伊賀焼窯元・長谷園(ながたにえん)が手がける「かまどさん」
土鍋で炊いたごはんはおいしいに違いないけれど、火加減の調整がむつかしそう!そんな心配を払拭してくれる土鍋が、三重県伊賀市にある創業180余年の伊賀焼窯元・長谷園(ながたにえん)が手がける「かまどさん」。なんと、“火加減いらず、吹きこぼれなし”の土鍋です。一口食べた瞬間まず「ごはんが甘い!」と感じるだけでなく、“呼吸する土”といわれる伊賀の土により、冷めてもおいしい状態を保ってくれます。
↑白米三合なら中強火で約13分、蒸らし20分で炊き上がります。
酵素玄米Laboが開発「Labo炊飯器」
続いてこちらは、酵素玄米を自宅で手軽に炊ける「Labo炊飯器」。酵素玄米研究家の吉田美香子さんと超高圧力炊飯器エンジニアの畔柳幹也さんが運営する酵素玄米Laboが開発。酵素玄米を炊くには熟成時の温度管理が難しいといわれるなか、「Labo炊飯器」は熟成時の保温の温度と水分管理を自動で調節。噛み応えのあるさっぱりした味わいから、粒がねっとりして深みのある味わいまで、好みに合わせて炊くことができます。
↑低温仕込みモードでは、パンの発酵や醤油麹・塩麹・甘酒、ヨーグルトなどの発酵食品も作れます。
四日市市にあるMOLATURA(モラトゥーラ)が生み出した「best pot(ベストポット)」
蓄熱調理と無水調理の機能を持ち合わせた土鍋が、三重県四日市市にあるMOLATURA(モラトゥーラ)が生み出した「best pot(ベストポット)」。約200℃まで温度を上げることができる二重構造と羽釜(はがま)形状により、朝に食材を入れ沸騰させて火を止めておけば、夕方には煮込み料理が完成。また、調理したスープは3時間放置しても60℃ほどの温度をキープ。料理の時短にも最適です。
↑食卓にそのまま置けるデザイン。パステルカラーのラインナップです。
三重郡菰野町にある「かもしか道具店」の擦り鉢「すりバチ」
最後に紹介するのは、溝がないのにしっかり擦れるという、一風変わった擦り鉢「すりバチ」。こちらは三重県三重郡菰野町にある「かもしか道具店」の人気商品です。内側に鉄を塗り、ザラザラとした質感が特徴。そのため溝がなくてもしっかり粉砕できて、器としてそのまま食卓に出せるのです。ゴマ和えだけでなく、ジャガイモやカボチャ、豆腐をつぶしたり、ふりかけを作ったりと、幅広く活用できます。
↑サイズは3種類、白・黒・茶・藍の4色展開です。
自分にとって使い勝手のいいキッチンアイテムは、料理をするうえで心強い味方に。料理時間が楽しく、味もおいしく! ダブルでうれしいラインナップです。